電子添文には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
■用法及び用量
＜骨粗鬆症＞
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを１週間に１回、起床時に十分量（約180mL）の水とともに経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。（引用1）
＜骨ページェット病＞
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを１日１回、起床時に十分量（約180mL）の水とともに8週間連日経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。（引用1）
■用法及び用量に関連する注意
＜効能共通＞
投与にあたっては次の点を患者に指導すること。（引用2）
・水以外の飲料（Ca、Mg等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む）や食物あるいは他の薬剤と同時に服用すると、本剤の吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ服用後少なくとも30分は水以外の飲食を避ける。［10.2、16.2参照］注
・食道炎や食道潰瘍が報告されているので、立位あるいは坐位で、十分量（約180mL）の水とともに服用し、服用後30分は横たわらない。［11.1.1参照］注
・就寝時又は起床前に服用しない。
・口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する。
・食道疾患の症状（嚥下困難又は嚥下痛、胸骨後部の痛み、高度の持続する胸やけ等）があらわれた場合には主治医に連絡する。［11.1.1参照］注
＜骨粗鬆症＞
本剤は週1回服用する薬剤であり、同一曜日に服用すること。また、本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた曜日に服用すること。なお、1日に2錠服用しないこと。（引用3）
＜骨ページェット病＞
再治療は少なくとも2ヵ月間の休薬期間をおき、生化学所見が正常化しない場合及び症状の進行が明らかな場合にのみ行うこと。（引用4）
注：文中の番号は電子添文の各項目を示しています。
【引用】
1）アクトネル錠17.5mg電子添文 2023年1月改訂（第3版） 6．用法及び用量
2）アクトネル錠17.5mg電子添文 2023年1月改訂（第3版） 7．用法及び用量に関連する注意 7．1
3）アクトネル錠17.5mg電子添文 2023年1月改訂（第3版） 7．用法及び用量に関連する注意 7．2
4）アクトネル錠17.5mg電子添文 2023年1月改訂（第3版） 7．用法及び用量に関連する注意 7．3
【更新年月】
2023年5月