• No : 14774
  • 公開日時 : 2019/09/10 00:00
  • 更新日時 : 2025/07/07 16:55
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【エクフィナ】 効果判定はどの時期に行えば良いですか?

【エクフィナ】 

 

効果判定はどの時期に行えば良いですか?

 

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回答

エクフィナの効果判定時期について検討したデータはありません。
ご参考までに、国内第II/III相プラセボ対照比較試験[ME2125-3試験]における副次評価項目は、4週間毎に効果判定を行っています。

 

総合製品情報概要には、国内第II/III相プラセボ対照比較試験[ME2125-3試験]における1日平均オン時間の変化量に関して以下の記載があります。(引用1)

 

●臨床成績
1日平均オン時間のベースラインからの変化量(治療期4~20週時)[副次評価項目]
1日平均オン時間の各評価時点の変化量のプラセボ群との差は、両群とも治療期4、8、12、16、20週時で有意差が認められた(p<0.05、MMRM)。

 

【関連情報】
■国内第II/III相プラセボ対照比較試験[ME2125-3試験]の試験概要は以下の通りです。(引用1、2)
●目的
ウェアリングオフ現象を有する日本人のパーキンソン病患者を対象として、レボドパ併用下でエクフィナ1日1回50mg又は100mgを24週間投与したときの有効性及び安全性をプラセボと比較する。主要評価項目(検証的評価項目)は、治療期24週時における1日平均オン時間のベースラインからの変化量とし、エクフィナ50mgのプラセボに対する優越性を検証する。さらに、エクフィナ100mgのプラセボに対する優越性を検証する。
●試験デザイン
多施設共同、無作為化、プラセボ対照、二重盲検、並行群間試験
●対象
ウェアリングオフ現象を有する日本人パーキンソン病患者406例
(プラセボ群:141例、エクフィナ50mg群:133例、エクフィナ100mg群:132例)

●方法
プラセボ群:プラセボを1日1回、朝に経口投与
エクフィナ50mg群:エクフィナ50mgを1日1回、朝に経口投与
エクフィナ100mg群:エクフィナ100mgを1日1回、朝に経口投与
全患者は、レボドパ含有製剤*と併用した。
*レボドパ・カルビドパ水和物配合剤、レボドパ・ベンセラジド塩酸塩配合剤、レボドパ・カルビドパ水和物・エンタカポン配合剤

●評価項目
有効性評価項目
<主要評価項目(検証的評価項目)>
― 治療期24週時における1日平均オン時間のベースラインからの変化量

<副次評価項目>
― 各評価時点(治療期4、8、12、16、20週時)における1日平均オン時間のベースラインからの変化量
― 治療期24週時及び各評価時点( 治療期 4、8、12、16、20週時)における1日平均オフ時間のベースラインからの変化量
― 治療期24週時及び各評価時点(治療期4、12週時)におけるUnified Parkinson’s Disease Rating Scale
(UPDRS)PartⅠ、PartⅡ(日常生活活動スコア)(オン時、オフ時)、PartⅢ(運動機能スコア)(オン時)、PartⅣスコアのベースラインからの変化量(合計スコア)
― 治療期24週時における1日平均オン時間、UPDRS PartⅢ(運動機能スコア)(オン時)スコアのレスポンダー率
― 治療期24週時におけるThe 39-item Parkinson’s Disease Questionnaire(PDQ-39)合計スコア及び項目別スコアのベースラインからの変化量

 

<その他の評価項目>
― 治療期24週時及び各評価時点(治療期4、12週時)におけるUPDRS PartⅢ(運動機能スコア)(オン時)項目別スコアのベースラインからの変化量

 

安全性評価項目
― 有害事象及び副作用
― 臨床検査値、血圧、脈拍数
― 心電図パラメータ

 

●解析計画
有効性(主要評価項目)の解析として、各評価時点のベースラインからの変化量を反応変数とし、投与群、評価時点及び投与群と評価時点の交互作用を固定効果、ベースライン値を共変量としたmixed model for repeatedmeasures(MMRM)を実施した。系列相関には無構造(UN)を用いた。なお、最終評価時におけるプラセボ群との対比較(プラセボ群との差の比較)は、エクフィナ50mg群から比較し、プラセボ群に対する優越性が検出された場合にのみ、エクフィナ100mg群とプラセボ群の対比較を行った。
副次評価項目について、主要評価項目と同様に統計解析を行った。

 

<用法及び用量>
本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはサフィナミドとして50mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じて100mgを1日1回経口投与できる。

 

●安全性
副作用発現率は、プラセボ群24.8%(35/141例)、エクフィナ50mg群31.6%(42/133例)、エクフィナ100mg群30.3%(40/132例)で、主な事象はプラセボ群では転倒、ジスキネジアが各2.1%(3例)、エクフィナ50mg群ではジスキネジア8.3%(11例)、幻視3.0%(4例)、エクフィナ100mg群ではジスキネジア10.6%(14例)、幻視4.5%(6例)であった。
重篤な副作用は、プラセボ群では運動緩慢/ショック1例、エクフィナ50mg群では低血糖性意識消失1例、エクフィナ100mg群では出血性胃潰瘍1例であった。
試験期間中に死亡した患者はいなかった。
投与中止に至った副作用は、プラセボ群6例6件(網膜静脈閉塞、倦怠感、ジスキネジア、末梢性ニューロパチー、すくみ現象、パーキンソン病)、エクフィナ50mg群3例6件(悪心、倦怠感、浮動性めまい、傾眠、幻視、性欲過剰)、エクフィナ100mg群5例6件(食欲減退、ジスキネジア、妄想、幻覚、幻視、被害妄想)であった。

 

 

【引用】
1)エクフィナ錠50mg総合製品情報概要 臨床成績p10(EQF1005FSG)
2)国内第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験[ブリッジング試験・ME2125-3試験](承認時評価資料)[EQF-0032]

 

【更新年月】
2025年7月