• No : 11146
  • 公開日時 : 2019/11/15 17:03
  • 更新日時 : 2025/06/23 09:21
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【エクフィナ】 代謝に関与する酵素(CYP)の分子種とCYPへの影響について教えてください。

【エクフィナ】 

 

代謝に関与する酵素(CYP)の分子種とCYPへの影響について教えてください。

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回答

サフィナミドは、CYP3A4 により代謝されます。
また、他の分子種への影響として、CYP2B6を誘導する可能性が示唆されています。

 

電子添文には、代謝酵素の分子種に関して以下の記載があります。
16.薬物動態
16.4代謝(引用1)
サフィナミドは主に代謝により体内より消失する。サフィナミドは非特異的細胞質アミダーゼやCYP3A4 により代謝され、中間代謝物の代謝には MAO-A 及びアルデヒド脱水素酵素が関与していると示唆された。サフィナミド代謝能は、CYP3A4 よりも非ミクロソーム酵素(細胞質アミダーゼ/MAO-A)による寄与が大きいと推察された(in vitro、外国人データ)。(引用2、3)

 

16.7薬物相互作用
16.7.6 CYPの誘導(引用4)
ヒト肝細胞を用いた酵素誘導試験において、サフィナミドは1μM以上の濃度でCYP2B6のmRNA発現をコントロール群の2倍以上に増加させたことから、サフィナミドはCYP2B6を誘導する可能性が示唆された(引用5)(in vitro)。

 

【関連情報】
電子添文には、CYP3A阻害剤、CYP3A基質との薬物相互作用に関して以下の記載があります。
16.薬物動態
16.7 薬物相互作用
16.7.1ケトコナゾール(引用6)
健康成人(14 例)にケトコナゾール(CYP3A4 阻害剤)200mgを1日2回6日間反復投与し、サフィナミド100mgを単回投与した時、サフィナミド単独投与時と比較して、Cmax 及びAUC0-∞はそれぞれ6.6%及び12.9%増加した(外国人データ)。(引用3)
16.7.2 ミダゾラム(引用7)
健康成人(16例)を対象にサフィナミド100mgを1日1回14日間反復投与し、ミダゾラム(CYP3A4基質)7.5mgを単回投与した時、ミダゾラム単独投与時と比較して、Cmax及びAUC0-tはそれぞれ2%及び20%減少した(外国人データ)。(引用8)

 

6. 用法及び用量(引用9)
本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはサフィナミドとして50mgを1日1回経口投与する。
なお、症状に応じて100mgを1日1回経口投与できる。

 

 

【引用】
1)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 16. 薬物動態 16.4 代謝
2)社内資料:In vitro 代謝試験(CTD2.6.4.5)[EQF-0022]
3)社内資料:薬物相互作用試験(ケトコナゾール)(CTD2.7.6.14)[EQF-0023]
4)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 16. 薬物動態 16.7薬物相互作用 16.7.6 CYPの誘導
5)社内資料:In vitro酵素誘導試験(2019年9月20日承認、CTD2.6.4.7) [EQF-0031]
6)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 16. 薬物動態 16.7 薬物相互作用 16.7.1 ケトコナゾール
7)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 16. 薬物動態 16.7 薬物相互作用 16.7.2 ミダゾラム
8)社内資料:薬物相互作用試験(ミダゾラム)(2019年9月20日承認、CTD2.7.6.15) [EQF-0027]
9)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 6. 用法及び用量

 

【更新年月】
2025 年6月


KW:薬物相互作用、CYP3A、ドルミカム、ニゾラール

KW:薬物相互作用、ニゾラール

KW:薬物相互作用、CYP3A、ドルミカム、ニゾラール