電子添文には、用法及び用量、適用上の注意について、以下の記載があります。
6. 用法及び用量(引用1)
通常、成人には、1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内注射、点滴静注又は筋肉内注射する。ただし、通常、淋菌感染症及び子宮頸管炎には、1日1回1~2g(力価)を筋肉内注射又は静脈内注射する。
通常、小児には、1日40~80mg(力価)/kgを2~4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には、成人では1日量4g(力価)まで増量し2~4回に分けて投与し、小児では1日量150mg(力価)/kgまで増量し3~4回に分けて投与する。
通常、未熟児、新生児には、1回20mg(力価)/kgを生後3日までは1日2回、4日以降は1日2~3回静脈内注射又は点滴静注する。
14. 適用上の注意(引用2)
14.1 薬剤調製時の注意
〈静脈内注射〉
14.1.1 5mL以上の日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液又は日本薬局方ブドウ糖注射液で溶解し、通常1g(力価)あたり全量20mLにすること。
〈点滴静注〉
14.1.2 糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液で溶解すること。なお、溶液が低張になるため注射用水を使用しないこと。
〈筋肉内注射〉
14.1.3 日本薬局方注射用水又は日本薬局方生理食塩液で溶解し、1g(力価)あたり3mLとすること。
〈投与経路共通〉
14.1.4 本剤は溶解後、微黄色~淡黄色澄明であり、この溶液は放置するとわずかに変色するので、溶解後は速やかに使用すること。やむを得ず、保存する場合には、冷蔵庫保存では48時間以内、室温保存では24時間以内に使用すること。総合アミノ酸補液に溶解して使用する場合には、溶解後保存することにより力価が低下することがあるので、用時溶解して使用すること。
14.2 薬剤投与時の注意
〈静脈内注射〉
14.2.1 静脈内大量投与により血管痛、静脈炎、灼熱感を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くすること。
〈筋肉内注射〉
14.2.2 やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。なお、同一部位への反復注射は行わないこと。
14.2.3 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には筋肉内投与しないこと。
14.2.4 神経走行部位を避けること。
14.2.5 注射針を刺入したとき激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
14.2.6 注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
【引用】
1)アザクタム注射用0.5g・1g電子添文 2024年6月改訂(第2版) 6.用法及び用量
2)アザクタム注射用0.5g・1g電子添文 2024年6月改訂(第2版) 14.適用上の注意
【更新年月】
2024年12月