電子添文には、爪障害に関する以下の記載があります。
11. 副作用
11.2 その他の副作用(引用1)
※ 電子添文の副作用発現頻度は、国内第1相試験(101試験)及び国際共同第2相試験(201試験)で認められた副作用を集計し記載しています。(引用2)
適正使用ガイドには、爪障害に関する以下の情報があります。(引用3)
●爪障害
・本剤の投与により、爪囲炎(22.2%)、爪変色(19.0%)、爪甲剥離症(19.0%)等の爪障害があらわれることがあります。
・本剤投与中は定期的に爪の異常がないか、観察を十分に行ってください。また、爪の異常が認められた場合には、担当の医師や看護師、薬剤師に相談するよう患者を指導してください。
・爪囲炎、爪変色、爪甲剥離症等が認められた場合には、本剤を休薬・減量するなど適切な処置を行ってください。
■対処法
異常が認められた場合は、「高リン血症、角膜障害及び網膜障害、血液障害以外の休薬、減量及び中止基準」を参考に適切な処置を行ってください。
・高リン血症、角膜障害及び網膜障害、血液障害以外の休薬、減量及び中止基準(引用4)
(参考)日常生活の注意点(引用5)
以下の点を参考に、日常生活の注意点を説明してください。
・長時間にわたる水仕事を避ける
・爪や爪床に繰り返し摩擦や圧力がかからないよう注意する
・保護手袋を装着する
・爪を噛んだり、短く切り過ぎないよう注意する
・保湿剤を塗布する、ゆったりとした靴下や靴をはく 等
■副作用の発現状況:国際共同第2相試験(201試験)
■副作用の発現までの期間:国際共同第2相試験(201試験)

■副作用の発現時期:国際共同第2相試験(201試験)

■副作用の転帰(回復・軽快)までの期間:国際共同第2相試験(201試験)

#SOC「皮膚および皮下組織障害」「感染症および寄生虫症」に属す「爪」を含むPTを集計した。
MedDRA ver.26.0、GradeはNCI-CTCAE ver.4.03に準じる
(参考)爪障害のGrade分類

国際共同第2相試験(201試験)の試験概要は以下の通りです。(引用6)

なお、本剤の効能又は効果は以下の通りです。
4. 効能又は効果(引用7)
がん化学療法後に増悪したFGFR2 融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌
【引用】
1)タスフィゴ錠35mg 電子添文 2024年11月改訂(第2版) 11. 副作用 11.2 その他の副作用
2)タスフィゴ錠35mg インタビューフォーム 2024年11月改訂(第2版) VIII. 安全性(使用上の注意等)に関する項目8.副作用
3)タスフィゴ錠35mg 適正使用ガイド IV. 注意が必要な副作用とその対策 4. 爪障害p16-18(DI-J-986)
4)タスフィゴ錠35mg 適正使用ガイド IV. 注意が必要な副作用とその対策 3. 眼障害(網膜剥離を除く) p13(DI-J-986)
5)Lacouture EM, et al.: Oncologist. 2021; 26(2): e316-e326.
[利益相反:著者にエーザイ(株)より資金提供を受領している者が含まれる。]
6)タスフィゴ錠35mg 総合製品情報概要 臨床成績 p12、13 (TAS1001BSG)
7)タスフィゴ錠35mg 電子添文 2024年11月改訂(第2版) 4. 効能又は効果
【作成年月】
2024年12月