電子添文には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
6.用法及び用量
[ワソラン錠40mg](引用1)
成人:
<頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)>
通常成人、1回1~2錠(ベラパミル塩酸塩として1回40~80mg)を、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
<狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患>
通常成人、1回1~2錠(ベラパミル塩酸塩として1回40~80mg)を、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児:
<頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)>
通常、小児には、ベラパミル塩酸塩として1日3~6mg/kg(ただし、1日240mgを超えない)を、1日3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
[ワソラン静注5mg](引用2)
成人:
通常、成人には1回1管(ベラパミル塩酸塩として5mg)を、必要に応じて生理食塩水又はブドウ糖注射液で希釈し、5分以上かけて徐々に静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児:
通常、小児にはベラパミル塩酸塩として1回0.1~0.2mg/kg(ただし、1回5mgを超えない)を、必要に応じて生理食塩水又はブドウ糖注射液で希釈し、5分以上かけて徐々に静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
【引用】
1)ワソラン錠40mg電子添文 2022年9月改訂(第1版) 6.用法及び用量
2)ワソラン静注5mg電子添文 2022年2月改訂(第1版) 6.用法及び用量
【更新年月】
2024年2月