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  • No : 18960
  • 公開日時 : 2023/12/15 09:37
  • 更新日時 : 2024/03/19 13:28
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【レケンビ】 ARIA発現のリスク因子について教えてください。

【レケンビ】 
 
ARIA発現のリスク因子について教えてください。
 
カテゴリー : 

回答

電子添文には以下の記載があります。(引用1)
 
8. 重要な基本的注意
8.1 本剤はARIA管理に関する適切な知識を有する医師の下で使用し、投与開始前及び投与中は以下の点に注意すること。
8.1.4 アポリポ蛋白E(ApoE)ε4ホモ接合型キャリアでApoEε4ヘテロ接合型キャリア及びノンキャリアよりもARIAの発現割合及び画像上の重症度、症候性ARIAの発現割合が高かった。
*2024年2月現在、実臨床への応用が可能な体外診断医薬品承認を受けたApoE遺伝学的検査は整備されていません。(引用2)
 
また、適正使用ガイドには以下のように紹介されています。(引用3)
APOEε4キャリアはARIAのリスク因子であり、特にホモ接合型キャリアはARIA-E発現に大きく影響する因子として知られています。(引用4)
APOEε4キャリアはARIA-Hのリスク因子として報告されています。(引用5)
 
【関連情報】
その他の薬剤に関する文献等でベースライン時の脳微小出血の数や抗アミロイドβモノクローナル抗体の投与量がリスク因子との説もございます(引用6、7)
 

【引用】
1)レケンビ点滴静注200mg・500mg電子添文2023年12月改訂(第2版)8. 重要な基本的注意8.1 本剤はARIA管理に関する適切な知識を有する医師の下で使用し、投与開始前及び投与中は以下の点に注意すること。 8.1.4
2)認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカー、APOE 検査の適正使用指針第2版2023年9月30日P1
www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/important_info/pdf/20231003_01_01.pdf(最終閲覧日:2024年2月27日) 
3)レケンビ点滴静注200mg・500mg適正使用ガイド V.アミロイド関連画像異常(ARIA)とその対策 ARIAのリスク因子 p17 (DI-J-948)
4) Ketter N, et al.: J Alzheimers Dis 2017; 57: 557-573
5) Arrighi HM, et al.: J Neurol Neurosurg Psychiatry 2016; 87(1): 106-112 
6) Sperling RA, et al.: Alzheimers Dement 2011; 7(4): 367-385 p5 Risk factors for ARIA-E [NEURO-1177] [利益相反:本試験はエーザイ(株)の支援によって行われた。]
7) Cogswell PM, et al.: AJNR Am J Neuroradiol 2022; 43(9): E19-E35 E22 ARIA Risk Factors. [NEURO-1207] 
 
【更新年月】
2024年2月

 

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