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  • No : 17387
  • 公開日時 : 2022/06/16 16:41
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【ムコフィリン】 基本的な使い方を教えてください。ネブライザー使用時はどのようにすればよいでしょうか?

【ムコフィリン】 
 
基本的な使い方を教えてください。ネブライザー使用時はどのようにすればよいでしょうか?
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回答

電子添文の用法・用量には、「通常、1回1/2包~2包(アセチルシステインナトリウム塩20w/v%液として1~4mL)を単独又は他の薬剤を混じて気管内に直接注入するか、噴霧吸入する。なお、年齢、症状により投与量、投与回数を適宜増減する。」となっています。(引用1)
ネブライザーを用いて吸入する方法が一般的ですが、噴霧吸入できない時には、気管支カテーテル等を用いて気管内に直接注入する方法があります。
 
ネブライザーにより噴霧する場合は、原液あるいは生理食塩液等で2~5倍に希釈した液を、ネブライザーにより噴霧吸入させます。(引用2、3) 
なお、生理食塩液で5倍希釈時の安定性を検討した結果、噴霧気体中のアセチルシステイン濃度に違いはありませんでした。(引用3)
安定性データの詳細については、hhcホットライン(0120-419-497)までお問い合わせください。
 
ネブライザーの種類は、コンプレッサー式、超音波式などがありますが、メーカーや機種によって適合の可否が異なります。適合性については、各メーカーにご確認ください。
なお、超音波式ネブライザーに原液で使用しますと霧化しにくいとの情報があります。(引用4)
超音波式をご使用の場合は、希釈をお勧めします。
 
取扱い上の注意として、電子添文には次の記載があります。(引用5)
1.噴霧装置に使われている鉄、銅、ゴムは、長時間薬液に接触することを避け、必ず使用後直ちに、水洗すること。使用後、そのまま放置すると残渣がこまかい孔口をふさいだり、金属部分を腐蝕することがある。
2.水洗した噴霧装置に本剤を入れると、わずかに着色することがあるが、安全性及び薬効には影響を及ぼさない。
 
 
【引用】
1)ムコフィリン吸入液20% 電子添文2011年4月改訂(第8版) 【用法・用量】
2)鈴木淳一ほか:日本耳鼻咽喉科学会会報 82巻, 10号, 1290-1302 (1979) [MF-0248]
3)ムコフィリン吸入液20%のネブライザーによる噴霧時の安定性(2000年8月30日登録)
4)オムロン社公式サイト ネブライザーねっと 使用可能な薬剤一覧
(最終閲覧日:2022年5月16日)
5)ムコフィリン吸入液20% 電子添文2011年4月改訂(第8版) 【取扱い上の注意】
 
【作成年月】
2022年5月

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