電子添文には、臨床成績に関する以下の記載があります。
17.臨床成績(引用1)
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 臨床効果
(1)ビタミンE欠乏症
ビタミンE欠乏症は低出生体重児、新生児、無β-リポタンパク血症、肝・胆・膵疾患に伴う脂肪吸収障害患者において認められ、眼や肺の障害、赤血球溶血亢進と寿命低下、筋萎縮、神経機能の異常などが発現し、本剤の投与により改善することが認められている。(引用2、3)
(2)末梢循環障害
間歇性跛行症(閉塞性末梢動脈硬化症)については二重盲検試験で有用性が認められている。凍瘡、四肢冷感などの末梢循環障害に対しても一般臨床試験で有用であることが認められている。(引用4、5、6)
※引用2、3、4、5、6はインタビューフォームにのみ記載。
【引用】
1)ユベラ錠50mg電子添文 2023年9月改訂(第1版) 17.臨床成績
2)美濃 真:日本医薬会雑誌. 1982;88(10):961-972 [E-0959]
3)Muller D. P. R. et al.:Lancet. 1983;29:225-228(PMID:6130255) [E-1323]
4)Williams H. T. G. et al.:Surg. Gynecol. Obstet.. 1971;132:662-666(PMID:5574287) [E-0263]
5)神村瑞夫:新薬と臨牀. 1954;3(12):789-797 [E-0273](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
6)石井次男:臨床婦人科産科. 1958;12(4):297-300 [E-0428]
【更新年月】
2024年10月