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医療用医薬品一覧
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[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する。【エリスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】
[併用時の注意]
併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意し、必要に応じて本剤の用量調節を行うこと。
[相互作用の機序]1,2)
エリスロマイシンが薬理的活性の低いR-ワルファリンの肝薬物代謝酵素(CYP3A)を阻害する。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>3)【ワルファリンの作用増強】
32才男性。深部静脈血栓症のためワルファリン10.0~12.5mg/日を投与し、プロトロンビン時間比は1.5~2.5にコントロールされていた。皮膚症状の予防目的でエリスロマイシンを1000mg/日7日間、次いで500mg/日7日間、その後250mg/日で投与した。併用開始15日目、プロトロンビン時間は45.5秒に延長した。その2日後、出血性の徴候で緊急入院となり、プロトロンビン時間は76.3秒に延長していた。ビタミンK1を投与し、ワルファリンとエリスロマイシンを中止した。中止5日後にはプロトロンビン時間は併用前値に復した。(海外)
<臨床研究報告>4)【ワルファリンの作用増強】
健康成人男子12名にエリスロマイシン1000mg/日を8日間投与し、第4日から5日間ビタミンKを服用させた。第5日にワルファリン1mg/kgを経口投与して、エリスロマイシン非投与時とワルファリンの体内薬物動態を比較したところ、クリアランスが14%の有意な低下を示し、β相消失速度定数が12%の有意な減少を示した。ワルファリン分布容積には有意な変化はなかった。エリスロマイシンはワルファリンの消失を遅らせて低プロトロンビン血症を増強する可能性がある。(海外)
<症例報告事例>5)【ワルファリンの作用増強】
59才女性。末梢の塞栓によりワルファリン4mg/日投与でプロトロンビン時間比は約2倍に維持されていた。エリスロマイシン投与開始4日後にプロトロンビン時間比が12倍に延長したため、エリスロマイシンを中止し、ビタミンK1を投与して回復した。(海外)
<症例報告事例>6)【ワルファリンの作用増強】
オーストラリア医薬品副作用調査会(ADRAC)に、ワルファリン療法中にマクロライド系抗生物質の追加投与でプロトロンビン時間延長やINRの上昇を来した症例の報告があり、内11例はエリスロマイシンとワルファリンの併用例であった。エリスロマイシン投与例では投与開始数日以内に相互作用が発現し、INRが判明している10例では3.6~18への上昇を認めた。(海外)
<臨床研究報告>7)【ワルファリンの作用増強】
目標プロトロンビン時間比1.5~2.0倍にて安定したワルファリン療法を施行中の患者8例に、エリスロマイシン333mgを1日3回7日間経口投与した。プロトロンビン時間比はエリスロマイシン開始7日前1.58、開始当日1.65、開始7日後1.75、終了2日後1.77、終了7日後1.67と推移した。第2~7日のプロトロンビン時間比は、エリスロマイシン開始前に比し有意に上昇したが、全例目標域内であった。ワルファリンの血漿中濃度はエリスロマイシン併用によりS-ワルファリンでは9.4%、R-ワルファリンでは9.5%の有意な上昇を示した。(海外)
<症例報告事例>8)【ワルファリンの作用増強】
77才女性。約2年半前よりワルファリンの投与を開始し、7.5mg/日でプロトロンビン時間比は概ね2.0~2.5倍に安定していた。肺浮腫と心房細動で入院し、ジゴキシン、利尿薬、キニジンで加療した。ワルファリンは5mg/日とし、プロトロンビン時間は21~22秒となった。退院後、ワルファリンは7.5mg/日に増量された。その後肺炎を来たし、ステアリン酸エリスロマイシン2g/日の1週間投与が開始された。すると血尿、手、腕、顔の皮下出血斑、下痢が現れた。プロトロンビン時間は64秒に延長しており、エリスロマイシン投与開始前に比しヘモグロビンが低下し、便潜血反応も陽性であった。新鮮凍結血漿2単位とビタミンKの投与で対処し、プロトロンビン時間は正常域に復し、血尿も数日で完全に消失した。ワルファリンは5mg/日で再開し、プロトロンビン時間は治療域にある。(海外)
<症例報告事例>9)【ワルファリンの作用増強】
69才男性。ワルファリン5mg/日でプロトロンビン時間は17~21秒であった。外科的処置のため5日間休薬し、ワルファリン再開2週後のプロトロンビン時間は16秒であった。その後約1ヵ月間は、ワルファリン5mg/日でプロトロンビン時間は18~23.2秒であった。鼻梁に膿疱ができたため、エリスロマイシン1000mg/日の投与を開始したところ、4日後にはプロトロンビン時間が31.3秒に延長し、ワルファリンを休薬した。休薬3日後の夜、ワルファリン2.5mgを服薬した。翌朝のプロトロンビン時間は28.6秒であり、再度ワルファリンを休薬した。3日後、プロトロンビン時間は13.4秒となった。(海外)
<症例報告事例>10)【ワルファリンの作用増強】
63才男性。胸痛、喀血を伴う呼吸困難で入院した。この入院の16ヵ月前、深部静脈血栓症に対しワルファリンを3ヵ月投与されていた。入院時、プロトロンビン時間11.5秒、部分トロンボプラスチン時間24.7秒で、右大腿深静脈血栓症と肺塞栓症が認められ、ヘパリン持続静注を開始した。5日後、ワルファリン投与を目標プロトロンビン時間比1.5~2.0倍で開始し、ヘパリンはプロトロンビン時間比が目標域に入った時点で中止した。その後肺炎と思われる所見を認め、ペニシリンGを静注した後、レジオネラ肺炎疑いにてエリスロマイシン1g 6時間毎静注を開始した。エリスロマイシン投与初日、プロトロンビン時間が31.1秒となり、ワルファリンを休薬した。ワルファリン休薬にも関わらずエリスロマイシン投与4日目にはプロトロンビン時間は66秒へと延長し、頻呼吸、喀血悪化、ヘモグロビンの低下(5日前12.0g/dL、今回4.6g/dL)を来たした。赤血球とビタミンK1を投与してプロトロンビン時間は24時間以内に回復、喀血と肺浸潤影も3日後に消失した。再度ヘパリン投与とした上で、エリスロマイシンでレジオネラ肺炎を治療した。エリスロマイシン療法終了後、ワルファリン5mg/日の投与を再開して退院とした。プロトロンビン時間は13.8秒であった。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)USP-DI,22nd ed.,Vol.Ⅰ, 265(2002) WF-1157
2)Stockley IH: Drug Interactions 5th ed.
(Blackwell Scientific Publications, Oxford), 210(1999) WF-1430
3)Hassell D et al.: South. Med. J., 78, 1015(1985) WF-0029
4)Bachmann K et al.: Pharmacology, 28, 171(1984) WF-0859
5)Schwartz J et al.: South. Med. J., 76, 91(1983) WF-1327
6)Anonymous: Aust. Adverse Drug React. Bull., 14, 11(1995) WF-1899
7)Weibert RT et al.: Clin. Pharm., 8, 210(1989) WF-0601
8)Bartle WR: Arch. Intern. Med., 140, 985(1980) WF-0858
9)Husserl FE: Arch. Intern. Med., 143, 1831(1983) WF-1751
10)Sato RI et al.: Arch. Intern. Med., 144, 2413(1984) WF-2061
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する。【クラリスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】
[併用時の注意]
相互作用により出血症状を呈した症例がある。
併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意し、必要に応じて本剤の用量調節を行うこと。
[相互作用の機序]1)
クラリスロマイシンが薬理活性の低いR-ワルファリンの肝薬物代謝酵素(CYP3A)を阻害する。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>2)【ワルファリンの作用増強】
83才女性。心房細動にてワルファリンを投与中で、INRは1.61~3.99に維持されていた。気管支炎の急性増悪のため、クラリスロマイシン500mg/日を14日間服用したところ、INRが16.8に上昇し、ワルファリンを中止した。ビタミンK投与でINRは翌日には1.52となり、ワルファリン投与を再開した。(海外)
<症例報告事例>3)【ワルファリンの作用増強】
ワルファリン投与中でINRが2~3に維持されていた男性2例(61才、70才)に、クラリスロマイシン1000mg/日を投与した。5日後にプロトロンビン時間の著明延長(各々98.4秒、26.8秒)とINRの著明上昇(各々90.3、5.6)を認めた。ビタミンK1投与で両症例とも治療域に復した。(海外)
<症例報告事例>4)【ワルファリンの作用増強】
72才女性。ワルファリン及びジゴキシン投与中に、クラリスロマイシンを追加したところ、INR上昇とジゴキシン中毒を発現した。(海外)
<症例報告事例>5)【ワルファリンの作用増強】
62才女性。大動脈弁・僧帽弁置換術後にワルファリン投与を開始し、INRは2.5~3.5を維持していた。胸部の感染症にクラリスロマイシン500mg/日の投与を開始した1週後、咳をした後に急速な視力の低下を来した。眼超音波検査で脈絡膜上の出血が認められた。INRはクラリスロマイシン投与開始3日前2.3、開始3日目2.9に対し、8.2まで上昇していた。クラリスロマイシン中止とワルファリン用量調整を行い、ビタミンKを0.5mg静注した。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Stockley IH: Drug Interactions 5th ed.
(Blackwell Scientific Publications, Oxford), 227(1999) WF-1426
2)Recker MW et al.: Ann. Pharmacother., 31, 996(1997) WF-1029
3)Oberg KC: Pharmacotherapy, 18, 386(1998) WF-1100
4)Gooderham MJ et al.: Ann. Pharmacother., 33, 796(1999) WF-1220
5)Dandekar SS et al.: J. Royal Soc. Med., 94, 583(2001) WF-1370
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する可能性がある。【ロキシスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】
[併用時の注意]
併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意し、必要に応じて本剤の用量調節を行うこと。
[相互作用の機序]
ロキシスロマイシンがワルファリンの肝薬物代謝酵素を阻害する。
[相互作用の事例]
<臨床研究報告>1)【ワルファリンの作用増強】
ニュージーランドの医薬品副作用監視機関(CARM)及びオーストラリアの医薬品副作用調査会(ADRAC)に、ロキシスロマイシンとワルファリンの相互作用が各々7例、11例報告されている。合計18例中7例で出血傾向を示した。INRは報告されている13例で3.6~19.5に上昇していた。(海外)
<臨床研究報告>2)【ワルファリンの作用増強】
オーストラリア医薬品副作用調査会(ADRAC)に、ワルファリン療法中にマクロライド系抗生物質の追加投与でプロトロンビン時間延長やINRの上昇を来した症例の報告があり、その内11例はロキシスロマイシンとワルファリンの併用例であった。5例で出血が認められ、3例で全血または血漿輸血を要した。(海外)
<臨床研究報告>3)【相互作用なし】
健康成人26名に、ワルファリン2.5mgとロキシスロマイシン150mgを経口投与して、相互作用を検討した。ワルファリンの血中濃度、AUC、トロンボテスト値に影響はなく、またロキシスロマイシンへの影響も見られなかった。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Ghose K et al.: Clin. Drug Invest., 10, 302(1995) WF-1900
2)Anonymous: Aust. Adverse Drug React. Bull., 14, 11(1995) WF-1899
3)Paulsen O et al.: Pharmacol. Toxicol., 63, 215(1988) WF-0596
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する。【アジスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】
[併用時の注意]
相互作用により重篤な出血症状を呈した症例がある。
アジスロマイシンは半減期60時間以上で投与終了後長期にわたって作用が残存することから、併用を避けられることが望ましい。
併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動や出血の所見に十分注意し、必要に応じて本剤の用量調節を行うこと。
[相互作用の機序]
不明。
アジスロマイシンの肝薬物代謝酵素誘導作用はほとんどないとされる。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>1)【ワルファリンの作用増強】
41才女性。血液透析時のカテーテル内凝固予防目的にてワルファリンを投与中で、INRは1.5~2.7であった。アジスロマイシンを5日間服用したところ、服用終了の3日後にINRが4.88に上昇していたため、ワルファリンを中止した。ワルファリン中止4日後、INRが1.8に低下したため、ワルファリンを再開した。(海外)
<症例報告事例>2)【ワルファリンの作用増強】
71才女性。僧帽弁置換術後にワルファリンを投与中で、INRは2.5~3.5に維持されていた。咳、発熱、悪寒にアジスロマイシンを5日間投与された後、INRが15.56に上昇していた。ビタミンK1を投与し、ワルファリンはINRが2.10に低下するまで3日間中断した。(海外)
<症例報告事例>3)【ワルファリンの作用増強】
53才男性。心筋梗塞にて冠動脈バイパス術を施行し、ワルファリン32.5mg/週を服用中で、INRは2.0~2.8でコントロールされていた。上気道感染症疑いにてアジスロマイシン(初日500mg、次いで4日間250mg/日)を処方され、アジスロマイシン投与終了の2日後に血性の咳・血痰が出現した。プロトロンビン時間は106秒で、INRは定量限界以上となり、ワルファリンを中止し、新鮮凍結血漿を投与した。INRは4.57に低下した。翌日よりビタミンK1 10mg筋注を4日間施行。INRは3日目に7.7とピークを示した後、4日目には2.93まで低下した。(海外)
<症例報告事例>4)【ワルファリンの作用増強】
83才男性。慢性心房細動にてワルファリン55mg/週を投与し、INRは安定していた。慢性閉塞性肺疾患の再燃との診断で、セフトリアキソン1gとアジスロマイシン500mgの静注を開始した。INRは、入院22日前から入院当日は2.16~2.99であったが、入院2日目には3.98へと上昇し、ワルファリンを休薬した。入院3日目、抗生物質投与を中止、INRは3.62であった。その後入院4日目4.77、5日目4.95、6日目3.72、7日目1.91と推移し、入院7日目にワルファリン投与を再開とした。(海外)
<臨床研究報告>5)【ワルファリンの作用増強】
安定したワルファリン療法施行中にアジスロマイシンの併用を開始した17例を抽出した。INRは併用開始9.4日前2.46、併用開始15.2日後2.61であった。併用開始後のINRの値に基づきワルファリン用量を変更したのは6/17例(35%)であった。(海外)
<臨床研究報告>6)【ワルファリンの作用増強】
安定したワルファリン療法施行中にアジスロマイシンの併用を開始した26例を抽出した。併用開始1~14日後にINRを測定した患者は9例で、併用開始前のINRからの変化量は0.18であった。併用開始15~30日後にINRを測定した症例は17例で、INRの併用開始前値からの変化量は0.28であった。併用開始から30日以内のINRの併用開始前値からの変化量は0.25であった(26例)。INRが治療域より0.2以上高くなった症例は3例であった。(海外)
<症例報告事例>7)【ワルファリンの作用増強】
(症例1)80才男性。ワルファリン4.5mg/日投与で、INRは3.6~4.3であった。感染症で入院し、入院3日目~5日目にアジスロマイシン500mg/日を投与した。INR(ワルファリン投与量)は、入院1日目3.8(4.5mg)、6日目3.9(2mg)、8日目7.2(休薬)、9日目>10(休薬)、10日目7.5(休薬)と推移した。入院10日目、ビタミンK 2.5mgを静注。入院11日目にはINR2.0となり、ワルファリンを再開。本症例はアセトアミノフェンの頓用をしていたので、アセトアミノフェンが関与している可能性も疑われる。
(症例2)85才男性。ワルファリン2mg/日を投与中の症例で、敗血症疑いにて入院。INRが1.7と低かったため、ワルファリンを3mg/日に増量。第1日より4日間、肺炎診断にてアジスロマイシン500mg/日を投与。第4日、INR4.6でワルファリンを休薬。肝機能検査値に異常が認められた。第5日、INRは3.5でワルファリンを休薬。第6日、INR2.5でワルファリンを再開。肝機能異常はアジスロマイシンによると考えられた。(海外)
<症例報告事例>8)【ワルファリンの作用増強】
72才女性。ワルファリン2mg/日を投与中に肺炎疑いと診断された。INRは入院3日前2.1、入院時3.1であった。アジスロマイシン500mgの24時間毎静注を開始した。入院2日目、右上腹部に急に激しい疼痛を来たした。入院3日目、腹部造影CTにて右腹部に大きな血腫が認められた。入院4日目、INRが12.5、ヘモグロビンが5.9g/dLとなり、再測定でも各々14.8、6.1g/dLであったため、ワルファリンを中止してビタミンK1 5mgの皮下注、新鮮凍結血漿6単位、赤血球4単位の投与を行った。約8時間後、INRは2.1となった。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Lane G: Ann. Pharmacother., 30, 884(1996) WF-1317
2)Foster DR et al.: Pharmacotherapy, 19, 902(1999) WF-1320
3)Woldtvedt B et al.: Ann. Pharmacother., 32, 269(1998) WF-1318
4)Rao KB et al.: Ann. Pharmacother., 38, 982(2004) WF-1695
5)McCall KL et al.: Pharmacotherapy, 24, 188(2004) WF-1713
6)Beckey NP et al: Pharmacotherapy, 20, 1055(2000) WF-1715
7)Wiese MD et al.: Aust. J. Hosp. Pharm., 29, 159(1999) WF-1736
8)Williams D et al.: Am.J. Health-Syst. Pharm., 60, 274(2003) WF-1911