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医療用医薬品一覧
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電子添文には投与スケジュールに関して以下の記載があります。
7. 用法及び用量に関連する注意(引用1)
7.2 本剤投与による毛細血管漏出症候群を軽減させるために、本剤投与の前後に生理食塩液等の輸液を行うことを考慮すること。
7.3 本剤投与によるInfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始30分前に抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤、副腎皮質ホルモン剤の前投与を行うこと。
適正使用ガイドには投与スケジュールに関して以下の記載があります。(引用2)
■本剤投与の30分前
本剤投与によるInfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始30分前に抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤、副腎皮質ホルモン剤の前投与を行ってください。
<国内第II相試験で規定していた前投与>
本剤投与前約120分以内に以下の前投与を実施する。ただし、経口薬については投与前約30~60分の間を目処に投与する。
・アセトアミノフェン500mgを経口投与する。
・ジフェンヒドラミン20mg、d-クロルフェニラミン5mg又はクロルフェニラミン10mgを静脈内投与する。
・デキサメタゾン4~8mgを静脈内投与する。
・各実施施設の使用状況に基づいた制吐剤を投与する。
■本剤投与の前、本剤投与の後
本剤投与による毛細血管漏出症候群を軽減させるために、本剤投与の前後に生理食塩液等の輸液を行うことを考慮してください。
〈国内第II相試験で規定していた前投与〉
本剤投与の前及び後に生理食塩水250~500mL(もしくは医師が適切と判断した輸液製剤)による輸液を行う。

【関連情報】
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)及び皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)を対象とした国内第II相臨床試験(国内205試験)の投与方法は以下の通りです。
■投与方法(引用3)
レミトロは、3週間を1サイクルとして、各サイクルの1-5日目に連日9μg/kgを60分(±10分)かけ最大8サイクルまで点滴静脈内投与した
前投与:レミトロ投与前約120分以内(経口薬は投与前約30-60分)に投与(1-3サイクルは必須とし、4サイクル以降は主治医判断)
・アセトアミノフェン500mgを経口投与
・ジフェンヒドラミン20mg、d-クロルフェニラミン5mg又はクロルフェニラミン10mgを静脈内投与
・デキサメタゾン4-8mgを静脈内投与
・制吐剤
前処置:レミトロ投与前後に以下の処置を実施又は検討した
・生理食塩水250-500mL(又は輸液製剤)による輸液
・腫瘍崩壊症候群のリスクを有する患者に対する予防的治療(アロプリノール※又はラスブリカーゼ※の予防投与及び輸液等)
※腫瘍崩壊症候群の予防投与では本邦未承認
(各薬剤の使用にあたっては、各製品電子添文をご参照ください。)
●レミトロの適正使用情報は、下記サイトでも提供します。
https://medical.eisai.jp/products/REM_V_300/
【引用】
1)レミトロ点滴静注用300μg電子添文 2025年5月改訂(第7版) 7. 用法及び用量に関連する注意 7.2、7.3
2)レミトロ点滴静注用300μg適正使用ガイド V 投与スケジュール p12 (DI-J-1002)
3)レミトロ点滴静注用300μg総合製品情報概要 臨床成績 1. 再発又は難治性のPTCL及びCTCLを対象とした国内第II相臨床試験(国内205試験) p15 (REM1001CSG)
【更新年月】
2025年9月