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  • No : 1592
  • 公開日時 : 2017/10/18 00:00
  • 更新日時 : 2021/03/18 09:15
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【ワーファリン】 IV‐4.5.分布容積に影響する要因(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)

【ワーファリン】 IV‐4.5.分布容積に影響する要因(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
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回答

ワルファリンはアルブミン結合性が高いことから、低アルブミン血症患者におけるワルファリンの体内動態やアルブミン結合部位に対して競合する薬物の効果、ならびに蛋白結合に影響する疾病状態について検討することは重要である(Ⅳ-2「蛋白結合」の項参照)。


特発性低アルブミン血症患者におけるワルファリン体内動態の研究から、血漿中のワルファリン遊離形分率が増加し、血中総濃度で評価した経口クリアランスが上昇、血中半減期が短縮することが示唆された。この場合、ワルファリンの分布容積は正常であることが見いだされた。患者におけるアルブミン1分子当たりのワルファリン結合部位の数や結合部位の親和力は対照被験者に比較して同一のレベルで、患者におけるワルファリンの蛋白結合率の低下は低アルブミン血症に起因し、アルブミンの質的な異常のためではないことが指摘された8)。


低アルブミン血症を呈するネフローゼ症候群患者では、対照被験者と比較して、ワルファリン遊離形分率は2倍、血中総濃度で評価した経口クリアランスは3倍の見かけ上の上昇が認められた。分布容積は差がなく、抗凝固作用についても大きな差はなかった9)(Ⅲ-17「腎疾患患者への使用」の項参照)。

慢性肝疾患患者におけるワルファリンの分布は知られていない。

 


【参考文献】    [文献請求番号]

1)Toon S et al.: Br. J. Clin. Pharmacol.,    21,    245(1986)    WF-0270

2)Banfield C et al.: Br. J. Clin. Pharmacol.,    16,    669(1983)    WF-0399

3)O’Reilly RA et al.: Thromb. Diathsis Haemorrh.,    1,    1(1964)    WF-0036

4)Anderson GF : Thromb. Diathsis Haemorrh.,    18,    754(1967)    WF-0715

5)Coldwell BB et al. : Toxicol. Appl. Pharmacol.,    28,    374(1974)    WF-0063

6)Shetty HGM et al. : Clin. Pharmacokinetics,    16,    238(1989)    WF-0667

7)Orme ML’E et al. : Br. Med. J.,    1,    1564(1977)    WF-0610

8)Piroli RJ et al. : Clin. Pharmacol. Ther.,    30,    810(1981)    WF-0183

9)Ganeval D et al. : Clin. Nephrol.,    25,    75(1986)    WF-0668

10)壬生 真人ら : 小児科臨床,    51,    2156(1998)    WF-1122

11)Jiang X et al.: Br. J. Clin. Pharmacol.,    59,    425(2005)    WF-2014

12)Lilja JJ et al. : Br. J. Clin. Pharmacol.,    59,    433(2005)    WF-2015

13)King S-YP et al. : Pharm. Res.,    12,    1874(1995)    WF-0990

14)Thijssen HHW et al. : J. Pharmacol. Exp. Ther.,    243,    1082(1987)    WF-0496

15)Lappin G et al.: Clin. Pharmacol. Ther.,    80,    203(2006)    WF-2362

16)土肥口 泰生ら: 薬理と治療,    36,    401(2008)    WF-2800

【図表あり】
 
【更新年月】
2021年1月
 

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