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医療用医薬品一覧
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[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 254 避妊剤〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を減弱させるとの報告がある。
本剤の作用を増強させるとの報告がある。
[併用時の注意]
経口避妊薬が血栓症を発現することがあり、本剤の治療に影響する可能性が示唆される。
併用時には血栓症、出血等の臨床症状に十分注意して投与すること。
併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意すること。
[相互作用の機序]
不明。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>1)【レボノルゲストレルによるワルファリンの作用増強】
レボノルゲストレルは、本邦では経口避妊薬に配合されているプロゲストーゲンであり、海外では緊急避妊にも用いられる。
35才女性。深部静脈血栓症、肺塞栓症の既往があり、ワルファリン7mg/日でINRは2.1と治療域(2.0~3.0)にあった。避妊のためにレボノルゲストレルを使用した。3日後、INRは8.1となり、ワルファリンを2日休薬した。INRが2.5となったので、ワルファリンを5mg/日で再開した。出血は認められなかった。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Ellison J et al.: Br. Med. J., 321, 1382(2000) WF-1772