|
hhcホットライン
(平日9時~18時 土日・祝日9時~17時)
フリーダイヤル0120-419-497
|
|||
|
医療用医薬品一覧
|
適正使用ガイドには、乱用・依存性に関して以下の記載があります。(引用1)
X.乱用・依存性に関する試験結果
・ラットにおいて身体依存性形成能を有することが示唆された。
・ラット薬物弁別試験において、ケタミン、ジアゼパムとは異なる反応を示すことが示唆された。
・サルにおける静脈内自己投与試験で自己投与の増加が認められ、強化効果を有していた。
・健康成人薬物乱用経験者を対象とした臨床試験で、全体的な乱用薬物らしさを評価するOverall Drug Liking VAS及びTake Drug Again VASにおいて、ペランパネルはケタミン100mg及びアルプラゾラム3mgより嗜好度が低く、再度服用したい願望も弱かった。
・不快な薬物効果の指標において、ペランパネル24、36mgはケタミン100mg及びアルプラゾラム1.5、3mgより高値を示した。
1.非臨床試験
1)ラットにおける身体依存性試験(引用2)
ペランパネルの14.7及び43.5mg/kg相当をオスのラットに4週間混餌投与した結果、退薬期間において、ハンドリング時の反応性の更新、筋硬直、摂餌量及び体重減少がみられ、ラットにおいて身体依存性形成能を有することが示唆された。
2)ラットにおける薬物弁別試験(引用2)
ケタミン(腹腔内)あるいはジアゼパム(経□)を投与し、それぞれの溶媒と識別できる2個のレバーにより餌を報酬として得られるオペラントチャンバーを用いて訓練されたSDラットにおいて、ペランパネルは検討したいずれの用量(1、3、10及び30mg/kg)においても、ケタミンの7.5mg/kgあるいはジアゼパムの10mg/kgに対して般化を示さず、薬物による体重の増加もみられなかった。
3)サルにおける静脈内自己投与試験(引用2)
静脈内にカテーテルを留置したアカゲザルを用い、サルがレバーを5回押すごとに1回薬物が静脈内投与される条件で実施した。その結果、摂取可能時間を2時間とした自己投与試験では、溶媒投与時と比して、ペランパネル0.004、0.008、0.016mg/kgにおいて自己投与が増加した。また、摂取可能時間を24時間とした自己投与試験では、全ての用量(0.004、0.008、0.016mg/kg)において4例中2例で自己投与の増加がみられた。以上より、ペランパネルはアカゲザルにおいて自己投与の増加が認められ、強化効果を有することが明らかとなった。
2.臨床試験(海外024試験)(引用3)
健康成人薬物乱用経験者を対象に、アルプラゾラム(1.5、3mg)、ケタミン(100mg)及びプラセボを対照としてペランパネル(8、24、36mg)単回投与後の乱用可能性をクロスオーバー法により検討した。
表に、薬剤の嗜好度等を評価するDrug Liking VAS(Visual Analogue Scale)、Overall Drug Liking VAS、Take Drug Again VAS及びSubjective Drug Value、並びに不快な薬物効果の指標として、Bad Drug Effects Vas及びARCI LSDスケールの結果を示した。
ペランパネルは、プラセボ群と比較した時、対照薬と同様に検討した全ての指標で大きな作用が認められた。ペランパネルでは、24mg及び36mg(それぞれ申請用量上限の2倍及び3倍)間でほとんどの指標において明確な用量反応関係は確認されず、むしろ作用の頭打ちが観察された。したがってペランパネルの大量投与による乱用・依存性のリスクは24mg以上では上昇しないことが示唆された。
全体的な乱用薬物らしさを評価するOverall Drug Liking VAS及びTake Drug Again VASにおいて、ペランパネルはアルプラゾラム3mgより小さな値を示しており、ペランパネルはアルフ゜ラゾラム3mgより嗜好度が低く、再度服用したい願望も弱かった。また、Subjective Drug Valueにおいても、ペランパネルはアルプラゾラム3mgより低価格を示しており、乱用薬物としての価値はアルプラゾラム3mgより低かった。
一方、不快な薬物効果の指標であるBad Drug Effects VAS及びARCI LSDスケールの値は、ケタミン100mg及びアルプラゾラム1.5、3mgよりペランパネル24、36mgで高値を示し、高用量のペランパネルはケタミン100mg及びアルプラゾラム1.5、3mgより服用を不快と感じるという結果であった。
本剤は、既存の依存性薬物とは異なる機序で依存性を形成する可能性があり、本剤服用中及び服用中止後しばらくの間は患者の状態を慎重に観察し、本剤による乱用が認められた場合には、適切に対応する必要がある。
用法及び用量の一覧表
*フィコンパの承認された用法及び用量は以下のとおりです。(引用4)
【引用】
1)フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%・点滴静注用2mg適正使用ガイド X.乱用・依存性に関する試験結果 p70‐71(CODE DI-J-974)
2)社内資料 ペランパネルの依存性試験(2016年3月28日承認、CTD2.6.6.8.1) [FYC-0049]
3)社内資料 健康成人薬物乱用経験者を対象にペランパネル単回投与後の乱用可能性を検討した試験(2016年3月28日承認 CTD2.7.6.25.1) [FYC-0685]
4)フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%・点滴静注用2㎎総合製品情報概要 1. 臨床第Ⅲ相試験(日本を含む国際共同試験、342試験)の臨床成績 ~部分発作を有する未治療のてんかん患者を対象とした単剤療法~ p14(FYC1001KSG)
【更新年月】
2025年4月