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健康成人を対象とした海外臨床試験では、サフィナミドとチラミンの併用は、チラミン投与時の昇圧作用に影響を及ぼさないと推察されています。(引用1)
インタビューフォームには、チラミンとの薬物相互作用に関して以下の記載があります。(引用1)
チラミンとの薬物相互作用試験(海外データ)(引用2)
健康成人を対象にサフィナミド 2.0mg/kg(70kg換算で 140mg相当)を単回経口投与時に、チラミンを静脈内投与したときの昇圧作用への影響を検討した結果、収縮期血圧を 30mmHg上昇させるのに必要としたチラミン量(Tyr30)は、サフィナミド投与群(4.28±0.77mg)とプラセボ投与群(4.06±0.82mg)であり、サフィナミドによるチラミン昇圧作用の増強は認められなかった。また、健康成人にサフィナミド 300mgを反復経口投与時にチラミンを経口投与したときの昇圧作用への影響を検討した結果、サフィナミド 300mgの併用はチラミン 200mg投与時の昇圧作用に影響は及ぼさないと推察された。
注)サフィナミドメシル酸塩含有錠剤(外国製品)を使用
6. 用法及び用量(引用3)
本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはサフィナミドとして50mgを1日1回経口投与する。なお、症状に応じて100mgを1日1回経口投与できる。
【引用】
1)エクフィナ錠50mg インタビューフォーム 2024年1月改訂(第5版) V.治療に関する項目 5.臨床成績 (2)臨床薬理試験 3)チラミンとの薬物相互作用試験(海外データ)
2)社内資料:チラミンとの薬物相互作用試験(2019 年 9 月 20 日承認、CTD 2.7.2.3.6.3)[EQF-0036]
3)エクフィナ錠50mg 電子添文 2024年1月改訂(第5版) 6. 用法及び用量
【更新年月】
2025年5月