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医療用医薬品一覧
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【ワーファリン】 III‐6.いつまで投与するのか?(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法は、血液凝固能を低下させて血栓形成を防ぐことが主な目的である。もともと病態から由来する血栓傾向に対して、血液の性状を変化させた状態を保って血栓塞栓症の予防を行うものである。ワルファリン療法は、一般に脳梗塞や心筋梗塞などの疾病そのものを治療するわけではない。 したがって、ワルファリンの投与期間... 詳細表示
心房細動におけるINRのコントロール域について、日本循環器学会の「2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン」(引用1)が2020年改訂され、心房細動におけるINRの治療域が下記のように記載されています。 1)非弁膜症性心房細動(生体弁は非弁膜症性心房細動に含める) 脳梗塞既往のない... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐26.[マクロライド系抗生物質]との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 ...
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)] 〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を増強する。【エリスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】 [併用時の注意] ... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐1.妊婦への使用(禁忌)(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンは胎盤を通過することが知られており、臨床的にも点状軟骨異栄養症などの奇形1,2,3,4,5)および出血による胎児死亡の症例報告6)がある。Hallらがワルファリン投与を受けた妊婦418症例の報告で催奇形性などの問題点を考察している7)。 妊婦への投与は添付文書の禁忌に「投与しないこと」と記載して... 詳細表示
【ワーファリン】 IV‐2.蛋白結合(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンは血漿蛋白結合率が高く、血中のワルファリンは1~10%が薬理効果を発揮する遊離形であり、90~99%はアルブミンと結合して薬理的には不活性な結合形の状態で存在する。ただし、両者の状態は可逆的な動的平衡状態である。 ヒトのアルブミンは、生理的なpHにおいて、1分子当たり1~3ヵ所のワルファリン結合... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐11.1.コントロールに影響する要因(各論)(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2...
1.ワルファリンに対する患者の反応性 患者のワルファリンに対する適応力に余裕がない場合として、少量の用量変更でも血液凝固能が大きく変動する場合がある。近年明らかになってきたCYP2C9の遺伝子多型などを把握できる患者1,2)の場合は、その背景情報は重要と考えられる。クリアランスが1/3~1/10などとなるた... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐8.ワルファリン療法と血中濃度測定(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法における抗凝固作用とワルファリンの血中濃度との関係では個体間のバラツキが大きいこと、及び作用発現までのラグタイムが存在することから相関関係が得られない。 この理由は、以下に示す通りである。 仮屋薗ら1)は、ワルファリン投与患者を対象にプロトロンビン時間、トロンボテス... 詳細表示
【ワーファリン】 VII‐6.悪性腫瘍とワルファリン(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
悪性腫瘍とワルファリンを考える場合、血栓塞栓症の治療・予防、出血性合併症への対応、悪性腫瘍患者に由来する血液凝固能の変動、抗腫瘍用剤との薬物相互作用など、様々な視点での考察や臨床的な対応が必要とされる。 最近の研究にて、がん転移などのメカニズムに関する研究に大きな進展があり、ワルファリンががん転移を抑制する... 詳細表示
【ワーファリン】 IX‐1.各種食物、嗜好品のビタミンK含有量(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
以下に、各種食品中の重量あたりのビタミンK含有量を示す。 納豆、クロレラ、青汁は摂取しないこと。 緑黄色野菜は比較的含有量が多いが、これについては栄養学的見地からも摂取の禁止は望ましくない。一時的に大量摂取をしないよう指導すべきである。食品中に含まれているビタミンKがワルファリンの作用を減弱することが... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐7.[アミオダロン塩酸塩]不整脈用剤との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3...
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)] 〔薬効分類 212 不整脈用剤〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を増強する。【アミオダロンの添付文書に併用注意の記載がある】 [併用時の注意] 併用開始4~6日後に、相互作用によりプロトロンビン時間が有意に延長... 詳細表示
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