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医療用医薬品一覧
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【ワーファリン】 VII‐2.アンチトロンビン(AT)とAT欠損症・異常症(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020...
1.アンチトロンビンについて アンチトロンビンは、主として肝臓で合成され、血中へ分泌される一本鎖の糖蛋白(分子量:約58,000)である。 生体内での血液凝固系の制御機構において最も重要な機能を果たす血漿プロテインインヒビターである。特にトロンビン、第Ⅹa因子の中心的な制御因子であり、アンチトロンビン... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐1.妊婦への使用(禁忌)(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンは胎盤を通過することが知られており、臨床的にも点状軟骨異栄養症などの奇形1,2,3,4,5)および出血による胎児死亡の症例報告6)がある。Hallらがワルファリン投与を受けた妊婦418症例の報告で催奇形性などの問題点を考察している7)。 妊婦への投与は添付文書の禁忌に「投与しないこと」と記載して... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐10.周術期管理~ 小手術の時(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
手術時の対応については、術式による出血の可能性、出血した場合の止血の難易度、そして患者の血栓塞栓症のリスクなどを総合的に把握する必要がある。 出血が比較的生じにくく、止血が比較的容易に行える抜歯などの小手術については、ワルファリンの投与を継続して実施することが可能である。また、ポリペクトミー、内視鏡や腹腔鏡... 詳細表示
【ワーファリン】 II‐6.1.静脈血栓症(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
静脈血栓塞栓症は、1856年にVirchowが提唱した①血流の停滞、②静脈内皮障害、③血液凝固能の亢進の3徴の概念が該当する静脈の血栓形成による病態である。静脈血栓塞栓症では、臨床的に深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症が重要であり、一連の疾患として密接に関連している。例えば深部静脈血栓症が形成されるとその血栓が血流を飛... 詳細表示
【ワーファリン】 他剤と併用した際の影響、相互作用について教えてください。
ワーファリンと他剤を併用した際の相互作用については添付のPDFにまとめております。 添付のPDF(ワーファリン適正使用情報改訂版<相互作用各論編>)を検索いただき、ご参考にしていただきますようお願い致します。 【添付資料】 Warfarin適正使用情報 改訂版<相互作... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐7.[アミオダロン塩酸塩]不整脈用剤との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3...
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)] 〔薬効分類 212 不整脈用剤〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を増強する。【アミオダロンの添付文書に併用注意の記載がある】 [併用時の注意] 併用開始4~6日後に、相互作用によりプロトロンビン時間が有意に延長... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐8.ワルファリン療法と血中濃度測定(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法における抗凝固作用とワルファリンの血中濃度との関係では個体間のバラツキが大きいこと、及び作用発現までのラグタイムが存在することから相関関係が得られない。 この理由は、以下に示す通りである。 仮屋薗ら1)は、ワルファリン投与患者を対象にプロトロンビン時間、トロンボテス... 詳細表示
【ワーファリン】 III-16.肝疾患患者への使用(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
肝疾患患者では、ワルファリンの感受性が増加していると思われる(引用1)。 その理由として、以下の点が考えられる。 1)肝疾患では肝で産生されるビタミンK依存性血液凝固因子の合成能が低下していること(引用1)(肝疾患、ウイルス性肝炎時(引用2))。 2)ワルファリンの代謝は肝で行われるため... 詳細表示
【ワーファリン】 VII‐6.悪性腫瘍とワルファリン(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
悪性腫瘍とワルファリンを考える場合、血栓塞栓症の治療・予防、出血性合併症への対応、悪性腫瘍患者に由来する血液凝固能の変動、抗腫瘍用剤との薬物相互作用など、様々な視点での考察や臨床的な対応が必要とされる。 最近の研究にて、がん転移などのメカニズムに関する研究に大きな進展があり、ワルファリンががん転移を抑制する... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐15.高齢者への使用(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
一般に、高齢者は成人と比べ体内薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)に相違が見られることが多い。それに伴って血漿蛋白の減少、肝での薬物代謝および腎排泄の遅延、肝でのビタミンK依存性凝固因子合成能の低下などの加齢による生理的現象も生じており、高齢者でのワルファリンの投与量は一般成人と比べ、少なくなると思われる。 ... 詳細表示
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