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医療用医薬品一覧
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【ワーファリン】 IX‐3.喫煙による影響(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
喫煙はある種の薬剤の代謝を促進するといわれており1)、禁煙によるワルファリンの血中濃度上昇、半減期の延長2)やINRの上昇3,4,5)の症例報告がある。喫煙の際に一部体内に吸収されるbenzpyrene(benzo[a]pyrene)はCYP1A1やCYP1A2の酵素誘導体であり、ワルファリンの代謝を促進し、作用... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐16.4.ビタミンK剤との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 2019年...
〔薬効分類 316 ビタミンK剤〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を減弱する(ビタミンKによる拮抗作用)。【骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤の添付文書に併用禁忌の記載がある】 [併用時の注意] <併用禁忌> ビタミンK製剤を投与中の患者には本剤の効果が発現しないので、本剤と骨... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐6.3.周術期管理の方針決定の事例(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
1)周術期管理のフロー図の事例 Douketisらの総説(2011)4)での周術期管理のフロー図を以下に示した。血栓塞栓症の「中等度リスク」の対応では、ワルファリン中止のヘパリンブリッジングを考慮している。DouketisやSpyropoulosらの提案(2016)2)では、プリッジングなしの見解を示してお... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐3.一般的維持量(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法での維持量は、個人差が大きく、血液凝固能検査(トロンボテスト、プロトロンビン時間)を行いつつ決定する(Ⅲ-1「ワルファリン療法への導入」の項参照)。 また、目標とする治療域によっても維持量は異なる(各適応疾患の治療域についてはⅢ-7「治療域の設定根拠」の項参照)。 成人の場合1~10m... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐14.周術期管理~ 泌尿器科関連(診療科・領域別)(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年...
泌尿器科関連の手術には腎臓、膀胱、前立腺などの部位があり、骨盤内の手術は内在性ウロキナーゼによる出血促進の可能性から出血リスクが高く、大手術の対応となる1)。一方、レーザー治療などの比較的出血リスクが低い手技において、抗凝固療法継続下で実施した臨床研究、集積報告などいくつかあるが、十分なエビデンスとは言えない。 ... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐12.4.コントロールの指標・評価~INR変動性による評価(適正使用情報 改訂版〔本編〕...
コントロールではINRが安定していることが求められ、INR変動(INRVariability)がその把握に適した指標と考えられる。いくつかの臨床研究ではINR変動が小さい集団が良好な成績を示し、それぞれの臨床研究の集団の中での検討ではINR変動はイベントやコントロール状況との間でおおよその関連性が認められる。TT... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐30.1.トリアゾール系抗真菌剤との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 ...
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)] 〔薬効分類 629 その他の化学療法剤〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を増強する。【イトラコナゾールの添付文書に併用注意の記載がある】 [併用時の注意] 併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意し、必要に応じて本剤の用... 詳細表示
【ワーファリン】 IV‐5.5.CYP2C9遺伝子多型(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
S-ワルファリンの代謝に影響するCYP2C9の遺伝子多型が、明らかとなっている。 高橋ら8)は、日本人86例のCYP2C9とCYP2C19の遺伝子型を検索し報告した。CYP2C9のホモ野生型(CYP2C9*1/*1,n=83)の遊離形S-ワルファリンの経口クリアランスは632mL/minであるのに対して... 詳細表示
【ワーファリン】 II‐5.2.人工弁置換術後の抗凝固療法の代表的な臨床成績(適正使用情報 改訂版〔本編〕 202...
1)1980-1990年代の臨床研究 1980年代から1990年代にかけて、人工弁置換術後の抗凝固療法による血栓塞栓症予防が一般的になり、抗血小板薬との併用療法の評価、人工弁の種類間、弁の置換部位間あるいは生体弁との比較や使用成績などが報告され、徐々に確立してきた。当時は弁の種類も徐々に二葉弁に移行する過渡... 詳細表示
【ワーファリン】 IV‐8.日本人におけるワルファリンの体内薬物動態(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
日本人の健康成人男子に対する単回投与時の報告1)によれば、ワルファリンの最高血漿中濃度、AUC0-∞は投与量に比例して増加したが、経口クリアランス、最高血漿中濃度到達時間には投与量への依存は認めず、体内動態は線形性を示すことが確認された。一方、みかけの消失半減期は投与量と負の相関を示した。薬物動態パラメータおよび... 詳細表示
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