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医療用医薬品一覧
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【ワーファリン】 IV‐2.蛋白結合(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンは血漿蛋白結合率が高く、血中のワルファリンは1~10%が薬理効果を発揮する遊離形であり、90~99%はアルブミンと結合して薬理的には不活性な結合形の状態で存在する。ただし、両者の状態は可逆的な動的平衡状態である。 ヒトのアルブミンは、生理的なpHにおいて、1分子当たり1~3ヵ所のワルファリン結合... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐6.いつまで投与するのか?(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法は、血液凝固能を低下させて血栓形成を防ぐことが主な目的である。もともと病態から由来する血栓傾向に対して、血液の性状を変化させた状態を保って血栓塞栓症の予防を行うものである。ワルファリン療法は、一般に脳梗塞や心筋梗塞などの疾病そのものを治療するわけではない。 したがって、ワルファリンの投与期間... 詳細表示
【ワーファリン】 I‐4.5.ワーファリン錠を粉砕したものの安定性(承認外用法のため参考値)(適正使用情報 改訂版...
<安定性試験結果の概要> ワーファリン錠0.5mgを粉砕し、下記の条件で安定性試験を行ったところ、光により経時的に含量の低下を認めた。 ワーファリン錠1mgを粉砕し、下記の条件で安定性試験を行ったところ、光により経時的に含量の低下を認めた。 (KW:錠) ... 詳細表示
【ワーファリン】 VII‐1.プロテインC(プロテインSを含む)とその異常症(適正使用情報 改訂版〔本編〕 202...
1.名前の由来と特徴 プロテインC(proteinC)はビタミンK依存性蛋白質の1つとして、1976年Stenfloによりウシ血漿から、続いて1979年Kisielによりヒト血漿から単離精製された。“C”の名称は、精製過程のイオン交換クロマトグラフィーにおける“分画C”に由来する。 プロテインCは、分... 詳細表示
【ワーファリン】 V‐9.周術期管理~ 緊急手術(外傷を含む)の時(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
緊急手術が必要な場合は早急な血液凝固能の是正が必要であり、代表的な方法を示す。血栓塞栓症リスクが高く、かつ出血リスクの高い大手術を想定した対応と考える。 血液凝固能の是正にて、健康成人男子にワルファリン30~40mg(承認外用量)を単回投与し、48時間後にビタミンK2を静注した時、プロト... 詳細表示
【ワーファリン】 IX‐2.ワルファリン服用者のアルコール摂取について(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2...
通常の量であれば毎日摂取してもほとんど問題はない。 アルコール性肝障害(急性および慢性)に陥るほど一時に大量摂取したり、毎日大量摂取をしてはいけない。 ワルファリンを服用する時は、アルコール摂取から6~7時間以上の間隔をあけること1)。(血中にアルコールが存在する場合、P-450抑制が起こり、ワルファ... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐11.1.コントロールに影響する要因(各論)(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2...
1.ワルファリンに対する患者の反応性 患者のワルファリンに対する適応力に余裕がない場合として、少量の用量変更でも血液凝固能が大きく変動する場合がある。近年明らかになってきたCYP2C9の遺伝子多型などを把握できる患者1,2)の場合は、その背景情報は重要と考えられる。クリアランスが1/3~1/10などとなるた... 詳細表示
【ワーファリン】 II‐1.5.ビタミンK代謝サイクルにおけるワルファリンの標的蛋白(適正使用情報 改訂版〔本編〕...
ビタミンK依存性エポキシドレダクターゼ(VKOR:vitaminKepoxidereductasecomplex)とビタミンKキノンレダクターゼは、ワルファリンがビタミンK代謝サイクルを阻害して薬効を発揮する際に阻害の標的となる重要な蛋白である。 Review Tieら(2016)1)が、ビタミンK代謝サイ... 詳細表示
【ワーファリン】 Ⅷ‐26.[マクロライド系抗生物質]との相互作用(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 ...
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)] 〔薬効分類 614 主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの〕 [相互作用の内容] 本剤の作用を増強する。【エリスロマイシンの添付文書に併用注意の記載がある】 [併用時の注意] ... 詳細表示
【ワーファリン】 IX‐1.各種食物、嗜好品のビタミンK含有量(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
以下に、各種食品中の重量あたりのビタミンK含有量を示す。 納豆、クロレラ、青汁は摂取しないこと。 緑黄色野菜は比較的含有量が多いが、これについては栄養学的見地からも摂取の禁止は望ましくない。一時的に大量摂取をしないよう指導すべきである。食品中に含まれているビタミンKがワルファリンの作用を減弱することが... 詳細表示
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