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医療用医薬品一覧
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【ワーファリン】 VI‐2.2.出血の処置(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン投与中の出血の処置では、以下のような処置方法が挙げられる。また、国内外のガイドラインで出血及びINR高値に対する処置方法が示されている。 INR高値の対応でも以下の3つの段階3)が挙げられるが、出血の程度及びリスクに加え、血栓塞栓症リスクも踏まえ、INR是正のベネフィット・リ... 詳細表示
【ワーファリン】 II‐1.4.ワルファリンの作用機序(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンは循環血液中の血液凝固因子を直接抑制して効果を示す薬剤ではなく、肝臓でビタミンK依存性凝固因子の第Ⅱ(プロトロンビン)、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子の生合成を抑制することにより抗凝固作用、血栓形成の予防作用を示す。 ビタミンK依存性凝固因子は、合成の最終段階でKH2(還元型ビタミンK)およびビタミンK依存... 詳細表示
【ワルファリン】 III-17.腎疾患患者への使用(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
1.これまでの知見及び見解 1)腎疾患患者への投与 ワルファリンは体内からの排泄速度が遅いため腎障害があるとさらに排泄が遅延し、作用が長時間持続するので出血の危険が増大する可能性があるとの報告がある(引用1)。 従って腎疾患患者に投与するときは、通常より慎重に投与すること。 重篤な... 詳細表示
【ワーファリン】 II‐4.1.非弁膜症性心房細動に関連する概要(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
・ワルファリン療法における日本人に適した治療域 国内のガイドライン「心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版)」1)では、ワルファリン療法時のPT-INRを2.0~3.0での管理とし、70才以上の非弁膜症性心房細動患者へのワルファリン療法時のPT-INR1.6~2.6での管理としている。 ... 詳細表示
【ワーファリン】 IX‐9.その他の飲食物(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
前出以外の飲食物(グレープフルーツジュース1)、クランベリージュース2,3,4)、クコ茶5)、マンゴーフルーツ6)、亀苓膏(亀ゼリー)7)、魚油8)、グルコサミン・コンドロイチン配合栄養補助食品9)、ジャーマンカモミール10)、ローヤルゼリー11)、アボカド12)、プロポリス13)により、ワルファリン服用中の患者... 詳細表示
【ワーファリン】 IV‐7.効果発現時間と持続時間(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリンの作用機序は、ビタミンK代謝サイクルのビタミンKエポキシドレダクターゼとビタミンKキノンレダクターゼ(別名DT‐ジアフォラ-ゼ)の両酵素活性を不可逆性に強く阻害することにある(Ⅱ-1-3.「ワルファリンの作用機序」の項参照)。従って、ワルファリンはinvitroでは効果を示さず、invivoで初めて効... 詳細表示
【ワーファリン】 III‐1.3.ワルファリン療法への導入期(適正使用情報 改訂版〔本編〕 2020年2月発行)
ワルファリン療法への導入には、初めから常用量に近い投与量を数日続け、血液凝固能をみながら維持投与量を決定するDailydose法、1日投与量1mgから開始する外来導入の方法などがある。(ワルファリン療法導入時における大量負荷投与(loadingdose法)は、急激な凝固能の低下による出血の危険などがあり、現在では... 詳細表示
【ワーファリン】 IX‐5.ワルファリン療法中の一般的な食事指導(特に納豆、緑黄色野菜)(適正使用情報 改訂版〔本...
ワルファリン療法施行中は以下の食事指導を行う。 ワルファリンはビタミンKによって拮抗される。したがってビタミンKを多く含む食物の摂取によりワルファリンの効果が減弱する可能性があるので、これらの食物の摂取には注意を要する。 1.ビタミンKを多く含む食物としては、パセリ、メキャ... 詳細表示
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