腎機能障害成人8例に本剤1g(力価)を単回静脈内注射した時の血中濃度は、クレアチニン・クリアランス(Ccr)の低下とともに高値を示し、その半減期は延長しました。尿中排泄率もCcrの低下とともに減少しました。したがって、腎機能障害患者に本剤を投与する場合には、投与量、投与間隔の適切な調節が必要です。 (①)
① 水野全裕ら :日本化学療法学会雑誌,33(S. 1), 126(1985)AZT-0041
【引用】
・アザクタム注射用0.5g・1g 添付文書 2018年5月改訂(第8版) 【薬物動態】 4.腎機能障害時の血中濃度と尿中排泄
【関連情報】
特にありません。
【更新年月】
2018年10月