脳転移のある患者様では、脳出血があらわれるおそれがあり、有効性及び安全性は確立していないため、推奨できません。
本剤投与と脳転移巣からの出血との関連性は明らかではありませんが、一般に転移病巣は正常組織よりも出血しやすい傾向にあること、レンビマ投与により出血事象の発現リスクが高まることが示唆されています。
国際共同第Ⅲ相試験(304試験、REFLECT)では「脳転移又は硬膜下転移の既往がある又は合併している患者」は除外されていたことから、投与経験がありません。
【引用】
【肝細胞癌】適正にご使用いただくためのガイドブック Ⅳ Q&A 18 p76 (LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月