血栓塞栓症又はその既往歴のある患者様や、以下のリスク因子を有する患者様では本剤投与により当該事象の発現率が上昇する可能性がありますので、投与中は観察を十分に行ってください。
<動脈血栓塞栓症のリスク因子>
1.年齢65歳以上、2.BMI25以上、3.抗凝固薬又は抗血小板薬の併用投与、4.降圧剤の投与歴、5.次の既往又は合併症:糖尿病、高血圧、高脂血症、脂質異常症、高コレステロール血症、心房細動、僧帽弁閉鎖不全症、6.スクリーニング時の収縮期血圧140mmHg以上又は拡張期血圧90mmHg以上、7.ベースライン時のコレステロール又はトリグリセリド基準値超
<静脈血栓塞栓症のリスク因子>
1.年齢65歳以上、2.BMI25以上、3.抗凝固薬又は抗血小板薬の併用投与、4.降圧剤の投与歴、5.経口避妊薬の併用、6.次の既往又は合併症:糖尿病、高血圧、高脂血症、脂質異常症、高コレステロール血症、7.スクリーニング時の収縮期血圧140mmHg以上又は拡張期血圧90mmHg以上、8.ベースライン時のコレステロール又はトリグリセリド基準値超、9.ベースライン時より1ヵ月以内の手術歴(引用1)
【関連情報】
【レンビマ・甲状腺癌】 血栓塞栓症の既往歴又はリスク因子を有する患者様に投与すると、血栓が起きやすくなりますか?
【引用】
1) 【根治切除不能な甲状腺癌】 レンビマカプセル4mg・10mg適正にご使用いただくためのガイドブックⅠ.投与に際しての注意事項 p6 (LEN1002GSG)
【更新年月】
2020年3月