• No : 2813
  • 公開日時 : 2018/06/19 00:00
  • 更新日時 : 2024/10/29 10:46
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【ケアラム】 過量服用時の対処方法について教えてください。

【ケアラム】 
 
過量服用時の対処方法について教えてください。
 
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回答

インタビューフォームには、過量投与の対処に関する以下の記載があります。

・過量投与
(解説)(引用1)
過量投与したときは、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください。
健康成人男子を対象とした臨床薬理試験(高齢者における薬物動態試験)において、本剤を反復経口投与(1回25mg1日2回、14日間)したところ、未変化体、代謝物(M1及びM2)の半減期(t1/2)は43~73時間であったが、最終投与の24時間後に、高齢者(65歳以上)、非高齢者(65歳未満)ともに未変化体の血漿中濃度はCmaxの約1/4に低下した。
したがって、本剤は投与を中止することにより、未変化体の血漿中濃度は翌日には1/4に低下し、代謝物(M1及びM2)も3日後には半減すると考えられる。
 
電子添文には、過量投与に関する以下の記載があります。
13. 過量投与
13.1 症状(引用2)
13.1.1 臨床試験において、1日75mg投与群では1日50mg投与群に比べて臨床検査値異常の発現率が高かった。
13.1.2 国内及び海外の臨床試験において、1日100mg注以上の用量で汎血球減少症がそれぞれ1例発現し、海外の症例については死亡している。
 
注:承認された用法及び用量は、「通常、成人にはイグラチモドとして、1 回25mgを1日1回朝食後に4週間以上経口投与し、それ以降、1回25mgを1日2回(朝食後、夕食後)に増量する。」です。

 
 
【引用】
1)ケアラム錠25mgインタビューフォーム2023年1月改訂(第8版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 10.過量投与
2)ケアラム錠25mg電子添文2022年8月改訂(第1版) 13.過量投与
 
【更新年月】
2024年10月