• No : 2601
  • 公開日時 : 2018/05/24 00:00
  • 更新日時 : 2025/02/14 17:43
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【スピロピタン】 作用機序など薬効薬理について教えてください。

【スピロピタン】 
 
作用機序など薬効薬理について教えてください。
 
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回答

電子添文には、薬効薬理について以下の記載があります。
 
18.薬効薬理(引用1)
18.1作用機序
本剤は、黒質-線条体路をはじめとするドパミン作動性中枢神経におけるドパミン受容体遮断作用を有する。
18.2ハロペリドールタイプの作用
本剤は、ラットによる実験で抗ノルアドレナリン作用、条件回避反応抑制作用、カタレプシー惹起作用、眼瞼下垂作用、抗アポモルフィン作用、抗トリプタミン作用、抗アンフェタミン作用等の傾向からハロペリドールタイプの薬剤に分類される。(引用2)
18.3抗精神病作用
本剤の薬理作用は、ラットによる実験で抗精神病薬の中では、特にカタレプシー惹起作用、抗アポモルフィン作用が強いことが特徴である。Haaseによると、統合失調症に対し、本薬はハロペリドールの10倍以上、また、クロルプロマジンの400倍の力価をもつといわれる。(引用2、3)
18.4鎮静作用、賦活作用
本薬は大量投与で鎮静作用、少量投与で賦活作用の二面性をもつので、統合失調症の幅広い症状に奏効する。(引用4)
 

【引用】
1)スピロピタン錠0.25mg・1mg電子添文 2024年10月改訂(第4版) 18.薬効薬理
2)Janssen P. A. J. et al.:Arzneim. Forsch., 1965;15:104-117[SPP-0020]
3)Haase H. J. et al.:Psychopharmacology, 1964;6:435-452[SPP-0148]
4)永島正紀:基礎と臨床, 1982;16:6091-6104[SPP-0254]
 
【更新年月】
2025年1月