• No : 2584
  • 公開日時 : 2018/05/24 00:00
  • 更新日時 : 2025/02/10 12:23
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【スピロピタン】 特定の背景を有する患者に関する注意について教えてください。

【スピロピタン】 
 
特定の背景を有する患者に関する注意について教えてください。
 
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回答

電子添文には、特定の背景を有する患者に関する注意として以下の記載があります。
 
9.特定の背景を有する患者に関する注意(引用1)
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心・血管疾患、低血圧又はそれらの疑いのある患者
一過性の血圧降下があらわれることがある。
9.1.2 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
痙攣閾値を低下させることがある。
9.1.3 薬物過敏症の患者
9.1.4 不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の患者
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されている。[11.1.5 参照]
9.3 肝機能障害患者
病状を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦、妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
他のブチロフェノン系化合物による動物実験で胎児吸収、流産等の胎児毒性が報告されている。
妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。
他のブチロフェノン系化合物でヒト母乳中への移行が報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
錐体外路症状が起こりやすい
 
また上記9.1.4 不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の患者については抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されており、電子添文上には以下の副作用が報告されている。
11.副作用
11.1 重大な副作用
11.1.5 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)(引用2)
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 

【引用】
1)スピロピタン錠0.25mg・1mg電子添文2024年10月改訂(第4版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意
2)スピロピタン錠0.25mg・1mg電子添文2024年10月改訂(第4版)11.副作用11.1 重大な副作用11.1.5 肺塞栓症、深部静脈血栓症
 
【更新年月】
2025年1月