電子添文の17.臨床成績には、以下の記載があります。(引用1)
■国内臨床成績
気管支喘息に対する有効率は有効以上で31.2%(138例/443例)、やや有効以上では66.4%(294例/443例)であった。(引用2)
アレルギー性鼻炎に対する有効率は有効以上で49.8%(309例/620例)、やや有効以上では80.2%(497例/620例)であった。(引用3、4)
皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚?痒症、痒疹)に対する有効率は有効以上で64.5%(142例/220例)、やや有効以上では83.2%(183例/220例)であった。(引用5、6)
また、二重盲検試験によって本剤の有用性が確認されている。(引用2、3、4)
【引用】
1)アゼプチン錠0.5mg・錠1mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 17.臨床成績 17.1有効性及び安全性に関する試験 17.1.1国内臨床成績
2)牧野荘平 他: 臨牀と研究 1985; 62: 1623-1645 [AST-0124]
3)奥田稔 他: 耳鼻咽喉科展望 1983; 26: 563-605 [AST-0102]
4)奥田稔 他: 耳鼻咽喉科展望 1983; 26: 606-645 [AST-0103]
5)亀田洋 他: 臨牀と研究 1981; 58: 2719-2726 [AST-0149](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
6)西本正賢: 新薬と臨床 1986; 35: 2111-2114 [AST-0158]
【更新年月】
2022年2月