以下の患者様には投与禁忌です。
・ ワルファリンカリウム投与中の患者
・ 以下の表は、「併用禁忌(併用しないこと)」に関するものです。
薬剤名等 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
ワルファリンカリウム (ワーファリン) |
ワルファリンの期待薬効が減弱する可能性がある。 患者がワルファリン療法を必要とする場合はワルファリン療法を優先し、本剤の投与を中止する。プロトロンビン時間、トロンボテストなど血液凝固能検査を実施し、ワルファリンが維持量に達するまで定期的にモニタリングを行う。 |
ワルファリンは肝細胞内のビタミンK代謝サイクルを阻害し、凝固能のない血液凝固因子を産生することにより抗凝固作用、血栓形成の予防作用を示す製剤である。本剤はビタミンK2製剤であるため、ワルファリンと併用するとワルファリンの作用を減弱する。 |
(参考)
・グラケーカプセル15mg 添付文書 2014年4月改訂(第10版)【禁忌】