国際共同第III相プラセボ対照比較試験(301試験Core Study)では、ARIA全体、ARIA-E、ARIA-H、脳微小出血及び脳表ヘモジデリン沈着症の発現率は、抗血小板薬又は抗凝固薬のいずれも併用していない集団(非併用集団)(それぞれ21.1%、13.1%、16.1%、13.3%、5.5%)に比して、抗血小板薬又は抗凝固薬を併用した集団(それぞれ17.5%及び13.3%、10.4%及び4.8%、15.5%及び10.8%、12.4%及び9.6%、4.8%及び3.6%)でした。脳出血の発現率は、非併用集団(0.5%)に比して、抗血小板薬の併用集団(0%)であり、抗凝固薬の併用集団では(1.2%)でした。(引用1)
【関連情報】
レケンビの電子添文には以下の記載があります。(引用2)
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
【引用】
1)レケンビ点滴静注200mg・500mg適正使用ガイド V. アミロイド関連画像異常(ARIA)とその対策 抗血栓薬併用下でのARIAの発現状況(副作用) p22 (DI-J-948)
2)レケンビ点滴静注200mg・500mg電子添文2024年6月改訂(第3版)10. 相互作用10.2 併用注意
【更新年月】
2024年9月