間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行ってください。(引用1)
投与中の注意事項及び対処法は以下の通りです。
■投与中の注意事項
・投与中、乾性咳嗽など間質性肺炎が疑われる症状があらわれた場合には、画像検査(胸部CT、胸部X線検査)を行うなど、観察を十分に行ってください。(引用2)
■間質性肺炎が発現した場合*
・異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行ってください。
・急速に増悪する場合や重症例では、パルス療法を含めたステロイド剤投与を検討ください。(引用2)
*:「重篤副作用疾患別対応マニュアル(間質性肺炎)」(厚生労働省)から抜粋、改変
KW:遷延する発熱、息切れ・呼吸困難、血液検査、好酸球、CRP、LDH、KL-6、SP-D、動脈血ガス分析
■対策
(引用2)
【引用】
1)ハラヴェン静注1mg添付文書 2016年2月改訂(第6版) 【使用上の注意】 4.副作用(1)重大な副作用
2)【悪性軟部腫瘍】ハラヴェン静注1mg適正にご使用いただくためのガイドブック IV 重大な副作用とその対策 p35-36 (HAL1160BSG)
【作成年月】
2020年3月