【デエビゴ】
デエビゴ2.5mgと中程度以上のCYP3A阻害剤を併用している方は、CYP3A阻害剤を中止した日からデエビゴ5mgに増量しても良いですか?
臨床試験においてCYP3A阻害剤の影響が残存する期間は検討されておらず、また影響が残存する期間も併用薬剤により異なると考えられるため、いつから5mgに増量するべきか時期をお示しすることができません。増量のタイミングは患者の状態をみて医師にご判断いただいております。
保険については最終的には地区審査機関のご判断となります。
【関連情報】
電子添文には、CYP3A阻害剤との併用に関する以下の記載があります。
7. 用法及び用量に関連する注意(引用1)
7.4 CYP3Aを阻害する薬剤との併用により、レンボレキサントの血漿中濃度が上昇し、傾眠等の副作用が増強されるおそれがある。CYP3Aを中程度又は強力に阻害する薬剤(フルコナゾール、エリスロマイシン、ベラパミル、イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)との併用は、患者の状態を慎重に観察した上で、本剤投与の可否を判断すること。なお、併用する場合は1日1回2.5mgとすること。
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年12月改訂(第3版) 7. 用法及び用量に関連する注意 7.4
【更新年月】
2025年6月