インタビューフォームには、代謝について以下の記載があります。
6.代謝
(1)代謝部位及び代謝経路(引用1)
ヒトにおけるレンボレキサントの主要代謝経路は、ジメチルピリミジン部位の酸化代謝であり、その後、さらなる酸化代謝、グルクロン酸抱合又はその両方を受けると考えられた。
レンボレキサントは主として代謝により消失し、M10(N-オキシド体)のみが薬物総関連曝露量の10%を超える(13%)代謝物であった。レンボレキサント、M10の血漿中非結合型曝露量及びオレキシン2受容体(OX2R)に対するin vitro 結合親和性を基に、ヒトにおける睡眠誘発作用への寄与について算出したところ、Cmax及びAUC(0-t)ベースでの寄与率はレンボレキサントでそれぞれ62.3%及び46.7%、M10でそれぞれ9.0%及び18.2%であった。(引用2、3)
(2)代謝に関与する酵素(CYP等)の分子種、寄与率(引用4)
ヒトCYP発現系ミクロソームを用いて検討した結果(in vitro)、レンボレキサントの代謝には主にCYP3Aが関与していることが示された。また、代謝物(M10)はCYP3Aを介した酸化代謝によって、レンボレキサントから生成することが示された。一方、検討したその他のCYP分子種ではレンボレキサントの代謝は認められず、また、非CYP酵素はレンボレキサントの代謝に関与しないことが示された。(引用5、6)
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年12月改訂(第10版) VII.薬物動態に関する項目6.代謝(1)代謝部位及び代謝経路
2)社内資料:代謝物の分析CTD2.6.4.5.1.2[DVG-0004]
3)社内資料:代謝物の薬理作用の寄与CTD2.6.4.9[DVG-0005]
4)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年12月改訂(第10版) VII.薬物動態に関する項目6.代謝(2)代謝に関与する酵素(CYP450等)の分子種
5)社内資料:代謝に関与するCYPの同定CTD2.6.4.5.4[DVG-0006]
6)社内資料:推定代謝経路CTD2.6.4.5.2[DVG-0007]
【更新年月】
2025年5月