• No : 13052
  • 公開日時 : 2016/09/27 00:00
  • 更新日時 : 2023/09/28 18:22
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【ハラヴェン】 血管外漏出時のリスク分類は?

【ハラヴェン】 
 
血管外漏出時のリスク分類は?
 
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回答

がん薬物療法に伴う血管外漏出に関する合同ガイドライン2023年版において、エリブリンは非壊死起因性抗がん薬(非ベシカント薬:non- vesicants)に分類されています。(引用1)
なお、ハラヴェンに特有な対処法は無いため、一般的な対処をお願いします。
 
※薬剤が血管外に漏出したときに、組織が傷害を受けたり破壊されたりすることはない(可能性は非常に低い)といわれる薬剤である。
 
【関連情報】
悪性軟部腫瘍の国内第II相試験(217試験)において、注射部位漏出(Grade 2)が3.9%(2/51例)に認められました。(引用2)
 
薬剤の使用にあたっては、各薬剤の電子添文をご参照ください。
 

【引用】
1)日本がん看護学会 日本臨床腫瘍学会 日本臨床腫瘍薬学会編 がん薬物療法に伴う血管外漏出に関する合同ガイドライン 2023年版 金原出版株式会社 III薬剤の分類 p28[ONCOL-1518] 
2)【悪性軟部腫瘍】ハラヴェン静注1mg 適正使用ガイド V Q&A 2.投与継続時 Q3 p33(DI-J-779)
 
【更新年月】
2023年9月
 

 
KW:イリタント ビシカント