• No : 12559
  • 公開日時 : 2012/12/19 00:00
  • 更新日時 : 2025/09/02 15:07
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【ギリアデル】 脳浮腫、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニアの発現頻度と対策ついて教えてください。

【ギリアデル】 

 

脳浮腫、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニアの発現頻度と対策ついて教えてください。
 

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回答

ギリアデルの電子添文には、脳浮腫、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニアに関する以下の記載があります。

 

11.1 重大な副作用
11.1.2 脳浮腫(25.0%)、頭蓋内圧上昇(頻度不明)、水頭症(頻度不明)、脳ヘルニア(頻度不明) (引用1)

 

ギリアデル適正使用ガイドには脳浮腫、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニアの発現頻度と対策に関する以下の記載があります。(引用2)
●国内臨床試験(NPC-08-1)において、脳浮腫が25.0%(6/24例)、外国臨床試験全体において、脳浮腫が3.8%(26/676例)に認められています。また、外国において、脳ヘルニア(頻度不明)が報告されています。
●使用成績調査(全例調査)において、脳浮腫が22.2%(124/558例)、頭蓋内圧上昇が0.2%(1/558例)、水頭症が1.3%(7/558例)に認められています。
●腫瘍切除術後に切除腔から脳室系に至る間隙が認められる場合には、間隙を閉鎖するなどの対応を行った上で、本剤を留置してください。
●留置後は、観察を十分に行い、異常が認められた場合は、抗浮腫療法、場合によっては手術療法など適切な処置を行ってください。

 

※外国臨床試験(9115試験)で水頭症を発症した1例では、術後36時間に水頭症症状を発現し、CT検査で拡張した脳室を伴う閉塞性水頭症が確認されるとともに、緊急開頭手術が行われ、酸化セルロース(ガーゼまたは綿型の止血剤)がモンロー孔を閉鎖したことによる脊髄液流の遮断によるものと判断されました。

 

●臨床試験での対応状況

 

 

 

【引用】
1)    ギリアデル脳内留置剤7.7mg 電子添文 2023年3月改訂(第1版) 11.1 重大な副作用 11.1.2
2)    ギリアデル適正使用ガイド(DI-J-977) P8

 

【更新年月】
2025年9月