動物試験でサフィナミドは血液-脳関門を通過することが示されています。(引用1)
14C-サフィナミドメシル酸塩を有色素ラットに静脈内投与した定量的分布試験で、脳で高い放射能が検出されたことから、サフィナミドは血液-脳関門を通過することが示されました。(引用1、2)
また、サフィナミドを、マウス、ラット及びサルに経口投与したとき、血漿中に対する脳での曝露量(脳及び血漿でのサフィナミド総量)の比(AUC比)は8.8~16.0の範囲でした。(引用1、3)
【引用】
1)エクフィナ錠50mgインタビューフォーム 2019年9月作成(第1版) VII.薬物動態に関する項目 5.分布 (1)血液-脳関門通過性
2)社内資料:ラット組織分布試験(2019年9月20日承認、CTD2.6.4.4.4)[EQF-0042]
3)社内資料:組織移行性試験(2019年9月20日承認、CTD2.6.4.4.5)[EQF-0043]
【作成年月】
2019年11月
KW:血液脳関門、BBB、blood-brain barrier、エクフィナ