• No : 11065
  • 公開日時 : 2019/11/07 15:39
  • 更新日時 : 2023/07/28 20:06
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【エクフィナ】 レボドパ含有製剤との相互作用はありますか?

【エクフィナ】 
 
レボドパ含有製剤との相互作用はありますか?
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回答

レボドパ含有製剤は電子添文の「併用禁忌」、「併用注意」に設定されていません。また、エクフィナを投与する際には、レボドパ含有製剤と併用してください。
レボトバ/カルビドパとの薬物相互作用を検討した試験がございます。

なお、電子添文の「7.用法及び用量に関連する注意」には、以下の記載があります。(引用1)
7.1 レボドパ含有製剤との併用によりレボドパ由来の副作用(ジスキネジア等)があらわれることがある。このため、本剤の投与開始時又は増量時には患者の状態を十分観察し、このような副作用が認められた場合は、本剤あるいはレボドパ含有製剤の用量を調節すること。

■レボドパ/カルビドパとの薬物相互作用試験(外国人データ)
パーキンソン病患者(24 例)にレボドパ/カルビドパ投与下でサフィナミド100mg を1 日1 回6 日間反復投与した時、レボドパ/カルビドパ単独投与時と比較して、レボドパのCmax 及びAUC0-6 はそれぞれ0.6%及び7.2%減少した。(引用2、3、4、5)
注)サフィナミドメシル酸塩含有錠剤(外国製品)を使用

<用法及び用量>
本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはサフィナミドとして50mg を1 日1 回経口投与する。
なお、症状に応じて100mg を1 日1 回経口投与できる。

【関連情報】
■「用法及び用量に関連する注意」の設定理由
国内外のプラセボ対照比較試験でのサフィナミド投与によるジスキネジアの発現率は、プラセボ群と比較して6.2~10.3%の範囲で高かった。本剤は薬理作用として脳内ドパミン量の増加作用を有するため、ジスキネジア等のドパミン作動性の副作用が発現することが予想されることから設定した。(引用3)
 

【引用】
1)エクフィナ錠50mg 電子添文 2020 年12 月改訂(第4 版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
2)エクフィナ錠50mg 電子添文 2020 年12 月改訂(第4 版) 16.薬物動態 16.7 薬物相互作用 16.7.5 レボドパ/カルビドパ
3)エクフィナ錠50mg インタビューフォーム 2020 年12 月改訂(第4 版) V.治療に関する項目 4.用法及び用量に関連する注意 (解説)
4)エクフィナ錠50mg インタビューフォーム 2020 年12 月改訂(第4 版) VII.薬物動態に関する項目 1.血中濃度の推移 (4)食事・併用薬の影響 2)併用薬の影響
5)社内資料:薬物相互作用試験(レボドパ/カルビドパ)CTD 2.7.6.16[EQF-0030]
KW:薬物相互作用、ネオドパストン、メネシット、イーシー・ドパール、ネオドパゾール、マドパー、ドパストン、ドパゾール、デュオドーパ、スタレボ