電子添文には、排泄に関する以下の記載があります。
健康成人男子に5分間定速静脈内投与(オルプリノンとして2.5~50μg/kg注))したとき、投与後48時間までに投与量の70~80%が未変化体として尿中に排泄された。(引用1、2、3)
注)承認用量は10μg/kgである。
・コアテック注5mgの用法及び用量
通常、成人には、本剤を注射液そのまま、又は生理食塩液、ブドウ糖液等で希釈し、オルプリノン塩酸塩水和物として体重1kgあたり10μgを5分間かけて緩徐に静脈内投与し、引き続き1分間あたり0.1~0.3μg/kgを点滴静注する。
なお、点滴投与量は患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり0.4μg/kgまで増量できる。
・コアテック注SB 9mgの用法及び用量
通常、成人には、オルプリノン塩酸塩水和物として体重1kgあたり10μgを5分間かけて緩徐に静脈内投与し、引き続き1分間あたり0.1~0.3μg/kgを点滴静注する。
なお、点滴投与量は患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり0.4μg/kgまで増量できる。
【引用】
1)コアテック注5mg電子添文 2020年11月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.5排泄
2)コアテック注SB9mg電子添文2020年7月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.5排泄
3)新 博次ら: 臨床薬理, 1990; 21(3): 613-621 [COR-0054] (本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
【更新年月】
2021年3月