ルネスタ錠は投薬（あるいは投与）期間に関する制限は定められておりません（引用1）。
患者の症状等により医師が必要と判断する期間を処方していただくようになります。
電子添文 11. 副作用 11.1.2 依存性の項には以下の記載があります。（引用2）
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、異常な夢、悪心、胃不調、反跳性不眠等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。
また、電子添文 8. 重要な基本的注意 8.1 に以下の記載があります。（引用3）
連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。
なお、保険については各地区の審査機関の判断となります。
【引用】
1）ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg インタビューフォーム 2022年9月改訂（第11版） X. 管理的事項に関する項目 12. 投薬期間制限医薬品に関する情報
2）ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg 電子添文 2022年7月改訂（第1版） 11.副作用 11.1.2依存性（頻度不明）
3）ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg 電子添文 2022年7月改訂（第1版） 8.重要な基本的注意8.1
【更新年月】
2022年12月