電子添文及びインタビューフォームには、副作用に関する以下の記載があります。
■重大な副作用(引用1)
<効能共通>
(1)ショック
ショック(遅発性を含む)(頻度不明)により失神、意識消失、呼吸困難、呼吸停止、心停止等の症状を起こすことがある。また、軽度の過敏症状も重篤な症状に進展することがあるので、観察を十分に行うこと。[1.1、8.1-8.5、9.1.8、9.1.9参照]注
(2)アナフィラキシー
呼吸困難、咽・喉頭浮腫等のアナフィラキシー(遅発性を含む)(頻度不明)があらわれることがある。[1.1、8.1-8.5、9.1.8、9.1.9、11.1.3参照]注
(3)アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)
[1.1、8.1-8.5、9.1.8、9.1.9、11.1.2、11.1.6参照]注
(4)肺水腫(頻度不明)
(5)急性呼吸窮迫症候群(頻度不明)
(6)心室細動、冠動脈攣縮(いずれも頻度不明)
[11.1.3参照]注
(7)肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3.1、9.3.2参照]注
(8)脳血管障害
一過性あるいは永続性の脳循環不全(脳虚血)(頻度不明)があらわれることがある。
(9)痙攣発作(頻度不明)
(10)意識障害、失神
ショックを伴わない意識障害(頻度不明)、失神(頻度不明)があらわれることがあるので、検査終了後も意識レベル等の観察を十分に行うこと。
(11)腎不全
急性腎障害(0.04%)を起こすことがある。[8.6、9.1.5、9.1.13、9.2.1、9.2.2参照]注
(12)血小板減少(頻度不明)
(13)皮膚障害
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、小膿疱、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。
<脳血管撮影>
(14)麻痺(頻度不明)
<脳血管撮影、胸部血管撮影、心臓血管撮影>
(15)造影剤脳症(頻度不明)
本剤が脳血管外に漏出し、意識障害、麻痺、失語、皮質盲等の中枢神経症状があらわれることがあるので投与量は必要最小限とし、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
注:文中の番号は電子添文の各項目を示しています。
■その他の副作用(引用2、3)
【引用】
1)イオメロン300注20mL・300注50mL・300注100mL・350注20mL・350注50mL・350注100mL・400注50mL・400注100mL・300注シリンジ50mL・300注シリンジ75mL・300注シリンジ100mL・350注シリンジ50mL・350注シリンジ75mL・350注シリンジ100mL・350注シリンジ135mLインタビューフォーム 2022年7月改訂(第15版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 (1)重大な副作用と初期症状
2)イオメロン300注20mL・300注50mL・300注100mL・350注20mL・350注50mL・350注100mL・400注50mL・400注100mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 11.2 その他の副作用
3)イオメロン300注シリンジ50mL・300注シリンジ75mL・300注シリンジ100mL・350注シリンジ50mL・350注シリンジ75mL・350注シリンジ100mL・350注シリンジ135mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 11.2 その他の副作用
【更新年月】
2023年5月