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  • No : 3145
  • 公開日時 : 2018/07/20 00:00
  • 更新日時 : 2025/05/21 13:17
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【メチコバール・錠・細粒】  臨床成績について教えてください。

【メチコバール・錠・細粒】 

 

臨床成績について教えてください。

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回答

電子添文には、臨床成績に関する以下の記載があります。

 

17.臨床成績(引用1)
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験(用量比較試験)
末梢性神経障害に対して、メコバラミンとして1日1,500μg及び1日120μg(低用量群)を3回に分けて4週間反復経口投与し、二重盲検比較試験を行った。慢性期及び固定期の症例に対して、本剤の改善率は改善以上で1,500μgが17.6%(6/34)、120μgが9.7%(3/31)、やや改善以上で1,500μgが64.7%(22/34)、120μgが41.9%(13/31)であり、1,500μg/日投与の有用性が認められた。(引用2)

 

17.1.2 国内臨床試験(コバマミド及びプラセボ対照比較試験)
末梢性神経障害に対して本剤1日1,500μg、コバマミド1日1,500μg及びプラセボを4週間反復経口投与し、二重盲検比較試験を行った。全般改善度は中等度改善以上で、本剤投与群38.6%(17/44)、コバマミド投与群22.2%(10/45)、プラセボ投与群26.7%(12/45)であり、本剤の有用性が認められた。(引用3)

 

※メチコバール錠・細粒の用法及び用量は以下の通りです。
6. 用法及び用量(引用4)
〈錠250μg〉
通常、成人は1日6錠(メコバラミンとして1日1,500μg)を3回に分けて経口投与する。
ただし、年齢及び症状により適宜増減する。
〈錠500μg〉
通常、成人は1日3錠(メコバラミンとして1日1,500μg)を3回に分けて経口投与する。
ただし、年齢及び症状により適宜増減する。
〈細粒0.1%〉
通常、成人は1日3包(メコバラミンとして1日1,500μg)を3回に分けて経口投与する。
ただし、年齢及び症状により適宜増減する。

 


【引用】
1)メチコバール錠250μg・錠500μg・細粒0.1%電子添文 2023年4月改訂(第1版) 17.臨床成績
2)亀山正邦ら:臨床評価,1972;1(1):71-76 [MBL-0131]
3)亀山正邦ら:臨牀と研究,1972;49(7):1963-1966 [MBL-0130]
4) メチコバール錠250μg・錠500μg・細粒0.1%電子添文 2023年4月改訂(第1版) 6. 用法及び用量

 

【更新年月】
2025年5月

KW:臨床成績、臨床試験、二重盲検試験、DB、糖尿病性神経障害、多発性神経炎、頚部脊椎症、坐骨神経痛、アルコール性神経障害、顔面神経麻痺、単神経炎、巨赤芽球性、有効性、安全性

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