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  • No : 1273
  • 公開日時 : 2016/11/16 00:00
  • 更新日時 : 2017/11/07 08:21
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【アリセプト・レビー小体型認知症】 アリセプトのパーキンソン症状への影響について教えてください。(アリセプトのすべて Q75 P102)

回答

国内の臨床試験の副次的集計解析では、アリセプトがパーキン
ソン病統一スケール(UPDRS partⅢ※2)に与えた変化は以下の
とおりでした。

レビー小体型認知症患者様※1を対象とするアリセプトの第Ⅱ相、第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検比
較試験(計281例)の副次的集計解析では、プラセボ群とアリセプト投与群(3mg、5mg、10mg)
のUPDRS partⅢの変化(平均値±SE)は、プラセボ群(-0.2±0.7)、3mg群(-0.6±1.0)、5mg群
(-1.2±0.7)、10mg群(-0.2±0.7)であり、有意差は確認されませんでした。また、UPDRS partⅢ
のサブスケールスコアでは、固縮の平均スコア(平均±SD)がプラセボ群(-0.1±0.2)より5mg群
(-0.8±0.2)で有意に減少しましたが(p=0.030)、3mgと10mg群の固縮の項目や他の項目では
有意差は確認されていません。



〈アリセプト(R)添付文書 使用上の注意 一部抜粋〉
1.慎重投与:(4)錐体外路障害(パーキンソン病、パーキンソン症候群等)のある患者
〔線条体のコリン系神経を亢進することにより、症状を誘発又は増悪する可能性がある。〕
2.重要な基本的注意:(2)レビー小体型認知症では、日常生活動作が制限される、あるいは薬物治療を要する程度の錐体外路障害を有する場合、本剤の投与により、錐体外路障害悪化の発現率が高まる傾向がみられていることから、重篤な症状に移行しないよう観察を十分に行い、症状に応じて減量又は中止など適切な処置を行うこと。
4.副作用(1)重大な副作用:6)錐体外路障害(アルツハイマー型認知症:0.1~1%未満、レビー小体型認知症:9.5%)寡動、運動失調、ジスキネジア、ジストニア、振戦、不随意運動、歩行異常、姿勢異常、言語障害等の錐体外路障害があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

※1 CDLBガイドライン臨床診断基準に合致するprobable DLB 患者
※2 UPDRS partⅢ(Unified Parkinson's disease rating scale partⅢ):パーキンソン病統一スケール
パーキンソン病を総合的に評価する基準であり、partⅢは運動能力に関する検査14項目を0~4の5段階で評価する。


アリセプトのすべて ART1060FKE Q75 P102
更新年月:2016年11月

【図表あり】

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