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医療用医薬品一覧
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パーキンソン病の患者様にアリセプトを投与する時は注意して
ください。パーキンソン病治療薬の1つである抗コリン剤は、
アリセプトと作用が拮抗するため、「併用注意」です。日常生活動
作が制限される、あるいは薬物治療を要する程度のパーキン
ソン症状を有する患者様へのアリセプトの投与は注意が必要と
されています。パーキンソン症状の悪化にもご注意いただいて、
慎重にお使いください。
アリセプトはパーキンソン症状を悪化させたとの報告があるため1)~3)、錐体外路障害(パー
キンソン病、パーキンソン症候群等)のある患者様には「慎重投与」と設定されています。
レビー小体型認知症に対する臨床試験では、主な副作用としてパーキンソン症状が報告さ
れ、特に日常生活動作が制限される、あるいは薬物療法を要する程度の錐体外路障害を有す
る場合、アリセプトの投与により、錐体外路障害悪化の発現率が高まる傾向がみられます。
パーキンソン症状のある患者様にアリセプトを処方する場合には、パーキンソン症状の悪化
にもご注意いただいて慎重にお使いください。
アリセプトとパーキンソン病治療薬を併用した副作用への対応症例をご紹介いたします。
アリセプトのすべて ART1060FKE Q112 P152
更新年月:2016年11月