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  • No : 10592
  • 公開日時 : 2019/04/04 00:00
  • 更新日時 : 2019/06/20 08:56
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【ワーファリン】 Ⅴ‐6.2.出血リスク(適正使用情報本編 第3版 2019年3月更新第9版)

【ワーファリン】  Ⅴ‐6.2.出血リスク(適正使用情報本編 第3版 2019年3月更新第9版)
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回答

継続の可否を考慮する場合、継続時の出血リスクを見積もることが必要となる。

 

1)患者由来の出血リスク

患者由来の出血リスクについて確認が必要であり、抗血栓療法の程度と合わせて考慮することが必要である。

 

2)抗血栓療法の程度に伴う出血リスク(抗血小板薬との併用など)

ワルファリンでは、INRによる治療域の設定や抗血小板薬の併用療法有無が出血リスクに影響する。抗血小板薬との併用、特に抗血小板薬2剤との併用では出血リスクが高いことから、リスクとベネフィットを十分に考慮することは必須である。また、周術期に併用されるヘパリン等の抗凝固療法の強度も考慮する。また、本書ではワルファリンについて述べているが、抗血小板薬や抗凝固薬の種類による特徴、違いを踏まえた報告もある2,3)。

 

3)手術及び手技に伴う出血リスク

手術手技に伴う出血リスクを伴うことが必要となる。手術手技の種類・内容、侵襲・創傷の規模・部位など、出血リスクの程度により、周術期の抗凝固療法の中断の要否、中断期間などに関わってくる。心臓手術、頸動脈血管内膜切除術などの手術は出血リスクが特に高い。出血リスクを軽減できる選択肢があれば、合わせて考慮する。


4)手術及び手技に伴う出血リスクの分類・層別の事例

すべての手術タイプの出血リスクを分類することは困難であるが、米国胸部専門医学会(ACCP)のガイドライン(2012)1)やDouketisら4)の総説は周術期抗凝固療法に関連する出血のリスクのある手術や小手術・手技を挙げている。また、Spyropoulosら(2016)2)は、国際血栓止血学会(ISTH)の出血リスクを3段階のリスク層別の一覧を提案した。

術後の管理と連動して中長期の管理についても考慮が必要であり、個々の事例については別項に記載する。

 


 

【参考文献】    [文献請求番号]

1)Douketis,J.D. et al.: Chest,     141,    e326S(2012)    WF-3661

2)Spyropoulos,A.C. et al.: J.Thromb.Haemost.,     14,    875(2016)    WF-4453

3)Keeling,D. et al.: Br.J.Haematol.,     175,    602(2016)    WF-4593

4)Douketis,J.D. et al.: Blood,     117,    5044(2011)    WF-4289

【図表あり】

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