• No : 885
  • 公開日時 : 2018/07/25 00:00
  • 更新日時 : 2021/11/30 17:41
  • 印刷

【イノベロン】 用法・用量(投与量、投与タイミングなど)について教えてください。

【イノベロン】 

用法・用量(投与量、投与タイミングなど)について教えてください。

カテゴリー : 

回答

添付文書には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
 
■用法及び用量
4歳以上の小児
体重15.0~30.0kgの場合:通常、ルフィナミドとして、最初の2日間は1日200mgを1日2回に分けて食後に経口投与し、その後は2日ごとに1日用量として200mg以下ずつ漸増する。維持用量は1日1000mgとし、1日2回に分けて食後に経口投与する。なお、症状により、1日1000mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として200mg以下ずつ行うこと。
体重30.1kg以上の場合:成人の用法・用量に従う。
 
成人
通常、ルフィナミドとして、最初の2日間は1日400mgを1日2回に分けて食後に経口投与し、その後は2日ごとに1日用量として400mg以下ずつ漸増する。
維持用量は体重30.1~50.0kgの患者には1日1800mg、体重50.1~70.0kgの患者には1日2400mg、体重70.1kg以上の患者には1日3200mgとし、1日2回に分けて食後に経口投与する。なお、症状により維持用量を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として400mg以下ずつ行うこと。(引用1)
 
                                                                                              (引用1)
 
■用法及び用量に関連する注意
(1)本剤は他の抗てんかん薬と併用して使用すること。国内臨床試験において、本剤単独投与での使用経験はない。
 
(2)バルプロ酸ナトリウムとの併用により本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤の投与の際には、慎重に症状を観察しながら増量すること。体重30.0kg未満の患者では体重30.0kg以上の患者よりも大きな影響が認められているため特に注意すること。(引用2)
 
 
【引用】
1)イノベロン錠100mg・錠200mg添付文書 2019年9月改訂(第1版) 6.用法及び用量
2)イノベロン錠100mg・錠200mg添付文書 2019年9月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意
 
【更新年月】
2020年9月
【図表あり】