電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。
■血中濃度
ラットに125I-B型ボツリヌス毒素を単回筋肉内投与(24000単位/kg)したときの血液中放射能濃度は、0.5時間後に最高値として、投与量の3.7%にあたる放射能が認められた。(引用1、2)
■分布
ラットに125I-B型ボツリヌス毒素を単回筋肉内投与(24000単位/kg)したときの投与部位の筋肉中の放射能濃度は投与後5分に99.76%を認めた。(引用2、3)
■排泄
ラットに125I-B型ボツリヌス毒素を単回筋肉内投与(24000単位/kg)したときの放射能濃度の消失半減期は15.7時間であった。投与後24時間以内に投与放射能の56%が尿中に排泄された。(引用2、4)
【引用】
1)ナーブロック筋注2500単位電子添文 2021年2月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度
2)社内資料:薬物動態試験(ラット)(2011年01月21日承認、CTD 2.6.4) [NB-0014]
3)ナーブロック筋注2500単位電子添文 2021年2月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.3分布
4)ナーブロック筋注2500単位電子添文 2021年2月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.5排泄
【更新年月】
2022年9月