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  • 公開日時 : 2017/09/27 00:00
  • 更新日時 : 2024/04/09 16:04
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【ケアラム】 非ステロイド性消炎鎮痛剤との薬物相互作用について教えてください。

【ケアラム】 
 
非ステロイド性消炎鎮痛剤との薬物相互作用について教えてください。
 
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回答

電子添文には、相互作用について、以下の記載があります。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)(引用1)
非ステロイド性消炎鎮痛剤 ナプロキセン、プラノプロフェン、モフェゾラク等:胃腸障害の発現率の増加が認められているので、特に消化性潰瘍があらわれた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
 
インタビューフォームには、シメチジンとの併用に関して、以下の記載があります。
■非ステロイド性消炎鎮痛剤(引用2)
第III相臨床試験(長期投与試験)の投与28週後、投与52週後及び投与100週後のいずれにおいても、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)を併用した症例における胃腸障害の副作用発現率は、NSAIDと併用しなかった症例に比べて高かったことから記載した。
NSAIDと併用する場合は、胃腸障害の発現に注意し、特に消化性潰瘍があらわれた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
 
 
【関連情報】
イグラチモド錠の全例調査におけるNSAID 併用有無別の消化性潰瘍発現症例数(発現率) (引用3)
NSAID 併用あり(1797 例)の消化性潰瘍 29 例(1.61%)
NSAID 併用なし(869 例)の消化性潰瘍 2 例(0.23%) 検定(Fisher の直接確率法,P<0.001)
 

【引用】
1)ケアラム錠25mg電子添文2022年8月改訂(第1版)10.相互作用 10.2併用注意 (併用に注意すること)
2)ケアラム錠25mgインタビューフォーム2023年1月改訂(第8版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 7.相互作用 (2)併用注意とその理由
3)ケアラム錠25mgイグラチモド適正使用情報Vol.7 全例調査(52週)最終集計報告書-安全性- (DI-J-758)
 
【更新年月】
2024年4月