初期症状は、乏尿、無尿、浮腫、倦怠感 です。
異常が認められた場合には、本剤の投与継続の可否を検討するとともに、症状に応じて水電解質代謝の維持、栄養管理、透析療法など、適切な処置を行ってください。(引用1)
【関連情報】
臨床試験における各副作用の発現率(引用1)
・NAG※増加 (7.6%)
・尿中β2ミクログロブリン増加 (7.0%)
・BUN増加 (4.8%)
・血中β2ミクログロブリン増加 (2.6%) など
イグラチモド錠の全例調査における各副作用の発現症例数(発現率)(引用2)
安全性解析対象症例2,666例
・NAG※増加 26例(0.98%)
・尿中β2ミクログロブリン増加 33例(1.24%)
・血中尿素増加 14例(0.53%) など
※β-NアセチルDグルコサミニダーゼ
【引用】
1)ケアラム錠25mg適正使用ガイド 5.特に注意していただきたい副作用とその対処方法 p15 (DI-J-905)
重篤副作用疾患別対応マニュアル 急性腎不全 (平成19年6月 厚生労働省)
2)イグラチモド適正使用情報Vol.7 全例調査(52週)最終集計報告書-安全性- (DI-J-758)
【更新年月】
2023年4月