【ハラヴェン】
重要な基本的注意(定期検査の実施など)の内容は?
(1)骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、感染症の発現に注意してください。異常が認められた場合には、減量や休薬等を行い、必要に応じて、G-CSF製剤や抗生剤の投与等の適切な処置を行ってください。Grade3以上の白血球及び好中球減少の最低値は、ともに投与開始14日後(中央値)にあらわれ、最低値発現日からともに7日後(中央値)に回復しました。〔「重大な副作用の種類と症状は?」の項参照〕
(2)QT間隔延長があらわれたとの報告があるので、投与開始前は心電図検査及び電解質検査を行ってください。本剤投与中は適宜心電図検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、適切な処置を行ってください。
(3)動物実験(ラット、イヌ)において精巣毒性が認められているので、生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮してください。
【引用】
・ハラヴェン静注1mg添付文書 2016年2月改訂(第6版) 【使用上の注意】 2.重要な基本的注意
【関連情報】
特にありません。
【作成年月】
2018年1月