【メチコバール・注射】
作用機序は?
インタビューフォームには、以下の記載があります。(引用1)
作用部位
物質が神経組織へ移行するためには、脳血管関門を通過する必要がある。本薬は、その脳血管関門を通過して神経細胞内小器官へよく移行する。
また、血清中にメコバラミンとして存在し、赤芽球に作用する。
作用機序
メコバラミンは、ホモシステインからメチオニンを合成するメチオニン合成酵素の補酵素として働き、メチル基転位反応に重要な役割を果たす。
【引用】
1)メチコバール注射液500μg インタビューフォーム 2012年9月改訂(改訂第4版) VI.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用 (1)作用部位・作用機序
【更新年月】
2020年7月