添付文書には以下の記載があります。(引用1)
1.重要な基本的注意
(1)本剤の対象はビタミンKの欠乏による疾患及び症状であり、例えば、プロトロンビン時間等によりビタミンK依存性凝固因子の異常が認められた症例にのみ投与すること。
(2)本剤の投与は出来るだけ短期にとどめ、効果がないのに長期間漫然と投与しないこと。
(3)本剤を継続的に使用する場合には定期的に上記検査を行うこと。
(4)出血の見られる場合又は血液凝固能検査より出血の危険性が高いと考えられる場合にはメナテトレノン注射剤の投与を考慮してください。なお、重篤な出血が見られる場合には、メナテトレノン注射剤の投与と共に新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。
(5)クマリン系殺鼠剤の中には長時間作用型のものもあるので、一時的に凝固能が戻った場合でも引き続き凝固能検査を実施し、完全に回復するまで投与を継続すること。
【引用】
1)ケイツーカプセル5mg 添付文書 2005年4月改訂(第4版) 【使用上の注意】 1.重要な基本的注意
【更新年月】
2020年8月